おはようございます!


相変わらず寒い今日の京都です。


松浦弥太郎さんの


軽くなる生き方


サンマーク文庫



意識して「一人になれる時間」
をもつ。


毎日を心地よく、軽やかに生きるための必要条件は、
「心身の健康」
だと思っている。


健康管理は社会人としての最低限の礼儀だ。
健康になるには、生活のなかで自分をすり減らしてはいけない。
そのためには、「規則正しい生活」が必要だ。
まず、よく寝ること。


僕は、基本的に毎朝五時に起床、就寝はたいてい夜10時。
夜になったらちゃんと眠り、体を休める。
過去には、睡眠時間を削っていた時期もあったけれど、充分な睡眠時間をとらないと、結局効率が悪いということに気づいた。


それから、暴飲暴食をしないこと。
ときどき遊ぶこと。
そして、よく歩くこと。


僕は自分でもよく歩くほうだと思う。
一人でただ、ひたすら歩く。
歩く場所はどこでもいい。自然の中じゃなくてもいいし、きれいな川べりの道である必要もない。
家の一駅手前で電車を降りて歩くこともあれば、友だちと待ち合わせたお店まで歩くこともある。


ごく日常的な散歩をひんぱんにするのは、体にいいこともあるが、心の健康のためである。
歩くこと。
すなわちそれは「一人になれる時間」
だからだ。


中略


僕は歩きながら、いつもなにかを考え、もの思いにふけるようにしている。


もの思いにふけるとは、想像力を枯らさないよう、毎日欠かさず水をやるようなことだ。
想像力が枯れてしまったら、自分という木が倒れてしまう。
だが、尋常でなく忙しかったり、気持ちがささくれるような出来事がざわざわと増えたりしてくると、心がくたびれて、想像力が枯れそうになってしまうことがある。


そんなとき、僕は一人で散歩をする。
歩いていくうちに、だんだん心が静かになっていく。

右足と左足を交互に出し、いつもより少し大きく手を振り、たった一人で黙々と歩いていると、少しずつ自分のペースが取り戻せる。

こうなればしめたもの。
すうっと心にゆとりができ、もの思いにふける隙間が生まれてくる。
あとはとりとめもなく、好きなだけ考え、思索すればいい。

たとえほんの30分でも、散歩が終わる頃には、想像力もたっぷりと
「考えるという水」
をもらって、少し元気になっているはずだ。


一人で考える時間、もの思いにふける時間が、心身の健康をつくっていく。





私も
歩くのは大好きです。
元気が出て来ますね!!

皆さま楽しい1日を!