7月26日(土)夜:シュノンソー城~ホテル(ル・マン)


シュノンソー城を後にし、今夜の宿泊地であるル・マンを目指して再び夫がハンドルを握る。

ひまわり2

9時頃やっと日が沈み出す。

夕焼け

高速に乗り、ル・マンには2時間程で到着。


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事前にホテルへのアクセスを調べようと、ホームページを確認したのだが、かなり大ざっぱ地図しかなく、不安だったので、住所から詳細な地図を検索した。

するとHPで示してるホテルの場所と検索した地図に示されたホテルの場所はビミョーに違っていた・・・ムムムしずく

どちらを信用すればいいかわからない。

とりあえず、両方とも印刷して旅ファイルに入れ、『まぁ、町につけばわかるだろう』なんて高をくくっていた。


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ホテルのHPの”Access”には高速の『○○出口から2分ほどのところにあります』とあるのだが、詳細な地図が載っていないので、降りてどちらに行けばいいのかがわからない・・・汗

が、とりあえず、高速を降りる。

降りてすぐのロータリーに各ホテルの案内看板があった。

目を凝らしてみたが、本日の宿泊先である『Best Western La Foresterie』は見当たらず。?おまめ


出口から2分とあるので、適当に走る。


地図上のそれらしきエリアを過ぎても、ホテルは無い。。

住所から検索して出した場所に行ってみても、それらしきホテルは無い・・・ガーン


そもそもル・マンなんて、地球の歩き方の半ページ分に例の24時間レースのことしか書いて無い位だから、よっぽど小さい町なんだろうと勝手に思いこみ、油断していたのだが・・・


すげ~町でかい…ガクリ


ロータリー毎にホテルの看板が並んでいる。でも、お目当てのホテルの看板はどこにも見当たらない。


ル・マンで夕食をとろうと思っていたのに、街の明かりはどんどん消えていく。


疲れたし、お腹空いたしで、二人ともイライラしながら、案内板の地図も頼りにルマン中を走り回るが、一向に見つからない。


電話をすればすぐに解決したかもしれない。

だけど、お互いそれは避けたかった。

電話苦手だし、(私は)英語話せないから。


でも、1時間近く彷徨って、も~お手上げ…スカル


これはもうホテルに確認するしかない。


夫は私に電話するように指示したが、「無理」と断った。

車内はさらに険悪なムードに。


結局夫が電話してくれた。というかもうそうする以外、道は残されていなかった。


以下夫とホテルのやりとり。


「あの~そちらベストウエスタンホテルですか?」

「うぃ?」

「えっと~英語話せますか?」

「うぃ!」


ががんこれはだめだ!!


「英語話せる人に代ってください!!」

「え??」


…と「うぃ」と返事をしてしまった自分に非を感じることなく、いぶかしげに違う人に代ってもらい。

「ホテルの場所が分からないんですけど、、。」

と聞くと、HPのホテル案内に書いてあった事と同じことを言う。

「一回そこを通ったんだけど、、。」

と、言っても、同じことしか言わないし、通りの名前は合ってたので、高速を降りて左右どちらに見えるかだけを聞いて、再びホテルを目指して走りだすと、ホテルのある通りに出る前のロータリーで、「B.W. La Foresterie」と書いてある看板をハケーン。。。!!!!!!!!!!!!!


ずっと、ベストウエスタン、、ベストウエスタン、、と頭ん中でリフレインしてた言葉はB.W.とそっけなく略されていて、La Foresterieの方だけクローズアップされていた。。。


看板を見つけて、安心して走ってると難なくホテルに到着。ガーン!!


時間はすでに23時を回っていて、周りにレストランらしきものも見当たらない。

ダメ元でフロントに「ルームサービスって・・・」と聞いたが、苦笑いが返ってきた。こんなど田舎のホテルが夜中までサービスしているわけもなく。。


しかも、廊下の電気も消えてるし、部屋遠いし・・・。他に客泊まってる様子もないのに。。

もうぐったり。体がしんどい。。サウジとヨーロッパの気温差、昼と夜の気温差、それと疲れから、どうやら風邪を引いてしまった…カゼ夕食にありつけなかったけど、食欲もない。

夫は部屋のバーのビールとパーキングで買ってたポテチの残りで空腹をしのいでいた。


3日目、完。