脳動脈造影の安静時間(あおむけで絶対安静)のため、その日の夕食は母が食べさせてくれました。
今では懐かしい思い出ですが、「はい、あーんして」みたいな(笑)
でも、検査が終わった後、実は両親だけ先生に呼ばれ、病気の説明があった様子。
私にご飯を食べさせながら、母はちょっと涙ぐんでいました。
私もそれに気づき、あまりよくない病気なのかな、と思いましたが、涙ぐんでいる母を見たら、かえって両親が不憫に思い、私が強くならなければ、と平静を装いました。
安静時間が解除となったら、すぐに先生に呼ばれました。
MRIと脳動脈造影の写真を見せられ、説明。
MRIには、無数の白い点々があり、「これは全部虚血による脳梗塞」と告げられました。
そして、脳動脈造影も説明されましたが、普段見ない脳の血管は、説明されてもほとんどわからず。
まあ、要するに脳の動脈が細くなる病気なのだな、くらいの認識でした。
そして、「息切れするような激しい運動はダメ。ストレスがたまるような無理もしてはいけない。寝不足もダメ。看護師という職業も考え直したほうがいい」と告げられました。
私的にはほとんど実感がなく…。
なぜなら、あれほど頻回に起こっていが脱力発作が、入院してからは全くと言っていいほどなくなっていたのです。
説明を聞いてからは、とにかく、もやもや病について調べました。
入院した大学病院には、医療専門書の書店があったので、そこでもやもや病について書いてある本を買いあさり、勉強しました。
そしてようやく、自分の置かれている状況がぼんやりと見えてきました。
続く。