SPECTを終え、数日後、大学の神経内科にかかりました。
神経内科の先生は
「まぁ、血流は普通の人に比べればやはり良くはないんですけど、予備能は思ったほど悪くはないようです」と。
やった♪
元の病院の神経内科でフォローでいいのかな、とその時は思いました。
一応、元の病院の神経内科の次回外来の予約もしてあったので。
「ただ、まだ脳外の先生と検討しないと分からないので、次回の(元の病院の)外来前に、もしかしたらお電話することになるかもしれません」
と、先生。
でも私は、自分だけは絶対事故にあったり、特別なイベントには当たらないと思っていたオメデタイ人間だったので、
(あー、はいはい、とりあえず、念のための確認ですね)
と、声には出さないものの、そう思って、お気楽に外来を後にしました。
そして、実をいうと、日常生活の中で、そんな先生の言葉もすっかりもう念頭から消えていました。
で、次の日は元の病院の神経内科の受診、という日になり。
私はすっかり、翌日神経内科で、もう今まで通り、と思っていました。
その日は日勤(普通の、朝出勤、夕方終わり)だったので、何も考えずに帰り車を走らせていたら。
知らない番号から携帯に着信が。
私、家電は留守電にして、あまり出ずに、用件を残してくれた人にのみ必要なら連絡を入れたりしていますが、携帯は必要な人たちにしか教えていないので、原則、ちゃんと出ます。
「はい、もしもし?」と電話に出ると。
「こちら、○○大学病院です。○○さんの携帯でよろしいですか?」
と、女性の声。
「あ、はい、そうですが」
「神経内科の○○先生よりお電話です」
え?えええ?
「は、はい…」
私、次の日に受診で先生に会うのに、何事?と、全く予想できない状況に、頭の中が、???マークに。
先生の話は、脳外の先生に相談したら、手術の必要性も否定できないので、一度大学病院の脳外を受診してください、ということでした。
…?
マジっすか?
「とりあえず、明日詳しく外来で説明しますが、大学病院の脳外の予約を取りたいと思うのですが」
と、先生。
いやいや、明日会うので、そんなに急がなくても…。
「え?今ですか?今日ですか?」
今運転中だし…(ハンズフリーで、運転中も電話ができます)
でも、先生は予約を、と折れる気配なく…。
仕方がないので、都合を合わせ、大学病院の脳外の予約をすることになりました。
脳外?
手術?
私の頭の中では、予想外の展開でその言葉がくるくる回っていました。
私、自分だけはただ平凡な人間で、雷に当たったり、不運な事故にあったり、反対に宝くじに当たったり、たとえ難病になったとしても手術や死ぬようなことも絶対ないと思っていた人なので、しばらく「え?私が?」が繰り返され、理解できない状態でした。
でも、家に帰ってから、いまさらですが、もう一度もやもや病のことをネットで調べると…。
虚血例では、バイパス手術が一般的、と書いてありました。
私が神経内科にしがみついているうちに、医学は私を置いてけぼりにし、進んでいました。
続く。