さて、内服薬で症状が安定してからは、仕事復帰が目下の関心事になりました。
主治医からはなかなかOKサインが出ない中、どうしても復帰したかった私は外来に行くたびに交渉。
退院後、約一か月で、仕事の許可がようやく出ました。
…が、その時の診断書の歯切れの悪さ…。
「就労可能であるが、激しい運動は避けるべきである」
…。
一抹の不安を抱えながら、それを師長に提出しました。
師長と、看護部長がその内容を検討した結果。
他の病棟に、飛ばされました。
そこも忙しい病棟でしたが、こんなことを言われました。
「電話番が足りないので、患者さんのところにはいかなくていいから、電話をとったり、点滴の整理を手伝ってちょうだい。ナースコールが鳴っても、担当の人に伝えればいいから、あなたはいかないで。調子が悪かったら、すぐ帰ってもいいから」
…。
要するに、クラークと同じです。
看護師のキャップをかぶりながら(そのころは看護師は昔ながらのキャップをかぶっていました)、電話番…。
ショックでした。
そこの病棟も超忙しく、コールが鳴ってもなかなか患者さんのところに行けない。
ええ、もちろん、行きましたとも。
忙しいと分かっていて、コールが鳴ったのに、他の看護師を待つほど私のプライドは低くなかったので。
それでも、歯がゆい毎日。
なんて惨めだったことか。
続く。