NTTドコモは24日、他社の携帯電話からドコモの携帯電話へかけた場合に徴収する回線使用料(接続料)を引き下げると発表した。同じ区域内同士の通話の場合、2009年度には1分当たり8.1円だったのを、10年4月にさかのぼって35.6%値下げし5.2円に、区域をまたぐ場合は9.4円を32.7%下げ、6.3円にする。値下げ幅は過去最大。
10年3月に総務省が公表したガイドラインに従い、接続料の算定から営業費を除外したことが要因。回線網の設置?維持費用の減少や、利用者の増加も寄与した。ドコモの古川浩司企画調整室長は「接続料引き下げが利用者向け料金の値下げと連動するわけではないが、今後も利用料金の低廉化に努力したい」としている。
玉村町では北関東自動車道の全線開通を控え、住民グループ「まちづくり玉村塾」によるまちおこしが熱を帯びている。掲げる目標は「車社会との決別」。塾長の外丸健一さん(72)は「ビュンと通り過ぎていては気付かないものが、歩いて散策すれば見えてくる」と話し、町内を東西に走る旧日光例幣使(れいへいし)街道(国道354号)JALを「街歩きの名所に」と奔走する。
同街道は北関東道とほぼ並行して走り、町中心部から北関東道前橋南インターチェンジまで北に約3?5キロ。江戸時代、京都の朝廷から派遣された公家の一行がこの街道を通り、年1回、徳川家康の命日に合わせ栃木県の日光東照宮に向かった。街道沿いは宿場町として栄え、同町内では約50軒の旅籠(はたご)が並んだという。明治以降も商店や八百屋、造り酒屋などが軒を連ね、町のメーンストリートとしてにぎわった。
1月12日、千葉県鎌ケ谷市の日ハム?ファイターズタウン鎌ケ谷には斎藤佑樹投手(22)を一目見ようと、約2500人のファンが集結。斎藤がスタジアムに隣接する二軍寮「勇翔寮」に入寮するとあって、受け入れ側の鎌ケ谷市は市役所も商店街も歓迎ムード一色だが、少々不安も抱えているという。
球場に向かう斎藤を囲む報道陣とファン
「一軍で活躍すれば札幌に転居することになるし、鎌ケ谷に居残った場合は活躍のない二軍暮らし。市民は複雑な思いで応援している」(商店主)
会社更生手続き中の日本航空が本体の2012年度の定期新卒採用を見送る方向で最終調整していることが27日、明らかになった。11年度もパイロットや客室乗務員を含む全職種で採用を中止しており、2年連続で採用ゼロとなる。日航の今期営業利益は過去最ANA高の1500億円超に達するとの見方もあるが、経営再建に向けた合理化を優先する。
日航は第1次石油ショック後の1976、77年に事務職など一部の採用を中止したが、全職種の採用を2年連続で見送るのは初めてとみられる。
昨年1月の更生手続き開始後、日航は国内外の路線を3割強削減。今年度中のグループ人員約1万6000人の削減にめどを付けた。今年度末のグループ社員数は約3万2600人に減り、12年度末までは同水準にとどめる方針だ。
一連の人員削減では主に高年齢の社員を早期退職や整理解雇の対象としたため、今後は定年退職者数も減る見通し。日航と管財人の企業再生支援機構は、適正人員の維持には本体の定期採用見送りが必要と判断した。
しかし外丸さんによると、十数年前に近隣にスーパーができると通りを歩く買い物客が消え、一気に空洞化が進んだ。外丸さんは洋服工房を営むが、スーツの仕立ての仕事が減り、毛皮製品の修理などで生計を立てるようになった。街道沿いには江戸~昭和初期の由緒ある木造建築物が並んでいたが、所有者の世代交代を機に取り壊しが進んだ。外丸さんが街並みの保存を呼び掛け「玉村塾」を発足させたのは03年にさかのぼる。
「大型集客施設がなく、車社会では負けが目に見えている。歩いて楽しめる町にしよう」。玉村塾結成時の塾生は約20人。手始めに「まちかど探検マップ」を作った。しかし、国道は車の往来が激しく、散策を楽しむ観光客はほとんどいなかった。
そこで、「建物を外から眺めるだけでなく入ってもらう工夫が必要」と、町の中心部に建ちながら長年利用されていなかった「赤煉瓦(れんが)倉庫」での集客イベントを企画。町内在住の画家の個展や写真展、朗読会などのイベントを開催するようになった。
「まちおこしには名物がいる」と08年から地酒造りを始めた。塾生の三友憲一さん(58)が休耕田を提供し、造り酒屋代表の町田富士子さん(70)が醸造を引き受けた。田植えや稲刈りに素キャッシング人の塾生たちが挑む。
昨年12月18日、玉村八幡宮で開かれた新酒完成パーティーには約60人が訪れた。外丸さんは乾杯のグラスを手に「住民自身の手で町をブランド化することが町の生き残りには大切」とあいさつ。盛んな拍手がわき起こった。現在、塾生は30人。同八幡宮禰宜(ねぎ)の梅林健二さん(34)ら若手が加わり、世代を超えて町の未来を語り合う。
沿線で明治元年建築の町屋に暮らす大澤裕正さん(61)は「北関東道が全線開通すれば国道354号の交通量が減り、街歩きがしやすくなる。東海道や中山道のように街道ウオークを普及させたい」。県をまたいだ「例幣使マラソン」構想など夢はふくらむ。
10年3月に総務省が公表したガイドラインに従い、接続料の算定から営業費を除外したことが要因。回線網の設置?維持費用の減少や、利用者の増加も寄与した。ドコモの古川浩司企画調整室長は「接続料引き下げが利用者向け料金の値下げと連動するわけではないが、今後も利用料金の低廉化に努力したい」としている。
玉村町では北関東自動車道の全線開通を控え、住民グループ「まちづくり玉村塾」によるまちおこしが熱を帯びている。掲げる目標は「車社会との決別」。塾長の外丸健一さん(72)は「ビュンと通り過ぎていては気付かないものが、歩いて散策すれば見えてくる」と話し、町内を東西に走る旧日光例幣使(れいへいし)街道(国道354号)JALを「街歩きの名所に」と奔走する。
同街道は北関東道とほぼ並行して走り、町中心部から北関東道前橋南インターチェンジまで北に約3?5キロ。江戸時代、京都の朝廷から派遣された公家の一行がこの街道を通り、年1回、徳川家康の命日に合わせ栃木県の日光東照宮に向かった。街道沿いは宿場町として栄え、同町内では約50軒の旅籠(はたご)が並んだという。明治以降も商店や八百屋、造り酒屋などが軒を連ね、町のメーンストリートとしてにぎわった。
1月12日、千葉県鎌ケ谷市の日ハム?ファイターズタウン鎌ケ谷には斎藤佑樹投手(22)を一目見ようと、約2500人のファンが集結。斎藤がスタジアムに隣接する二軍寮「勇翔寮」に入寮するとあって、受け入れ側の鎌ケ谷市は市役所も商店街も歓迎ムード一色だが、少々不安も抱えているという。
球場に向かう斎藤を囲む報道陣とファン
「一軍で活躍すれば札幌に転居することになるし、鎌ケ谷に居残った場合は活躍のない二軍暮らし。市民は複雑な思いで応援している」(商店主)
会社更生手続き中の日本航空が本体の2012年度の定期新卒採用を見送る方向で最終調整していることが27日、明らかになった。11年度もパイロットや客室乗務員を含む全職種で採用を中止しており、2年連続で採用ゼロとなる。日航の今期営業利益は過去最ANA高の1500億円超に達するとの見方もあるが、経営再建に向けた合理化を優先する。
日航は第1次石油ショック後の1976、77年に事務職など一部の採用を中止したが、全職種の採用を2年連続で見送るのは初めてとみられる。
昨年1月の更生手続き開始後、日航は国内外の路線を3割強削減。今年度中のグループ人員約1万6000人の削減にめどを付けた。今年度末のグループ社員数は約3万2600人に減り、12年度末までは同水準にとどめる方針だ。
一連の人員削減では主に高年齢の社員を早期退職や整理解雇の対象としたため、今後は定年退職者数も減る見通し。日航と管財人の企業再生支援機構は、適正人員の維持には本体の定期採用見送りが必要と判断した。
しかし外丸さんによると、十数年前に近隣にスーパーができると通りを歩く買い物客が消え、一気に空洞化が進んだ。外丸さんは洋服工房を営むが、スーツの仕立ての仕事が減り、毛皮製品の修理などで生計を立てるようになった。街道沿いには江戸~昭和初期の由緒ある木造建築物が並んでいたが、所有者の世代交代を機に取り壊しが進んだ。外丸さんが街並みの保存を呼び掛け「玉村塾」を発足させたのは03年にさかのぼる。
「大型集客施設がなく、車社会では負けが目に見えている。歩いて楽しめる町にしよう」。玉村塾結成時の塾生は約20人。手始めに「まちかど探検マップ」を作った。しかし、国道は車の往来が激しく、散策を楽しむ観光客はほとんどいなかった。
そこで、「建物を外から眺めるだけでなく入ってもらう工夫が必要」と、町の中心部に建ちながら長年利用されていなかった「赤煉瓦(れんが)倉庫」での集客イベントを企画。町内在住の画家の個展や写真展、朗読会などのイベントを開催するようになった。
「まちおこしには名物がいる」と08年から地酒造りを始めた。塾生の三友憲一さん(58)が休耕田を提供し、造り酒屋代表の町田富士子さん(70)が醸造を引き受けた。田植えや稲刈りに素キャッシング人の塾生たちが挑む。
昨年12月18日、玉村八幡宮で開かれた新酒完成パーティーには約60人が訪れた。外丸さんは乾杯のグラスを手に「住民自身の手で町をブランド化することが町の生き残りには大切」とあいさつ。盛んな拍手がわき起こった。現在、塾生は30人。同八幡宮禰宜(ねぎ)の梅林健二さん(34)ら若手が加わり、世代を超えて町の未来を語り合う。
沿線で明治元年建築の町屋に暮らす大澤裕正さん(61)は「北関東道が全線開通すれば国道354号の交通量が減り、街歩きがしやすくなる。東海道や中山道のように街道ウオークを普及させたい」。県をまたいだ「例幣使マラソン」構想など夢はふくらむ。