よく歩くコースのそばに東京海洋大学のキャンパスがあります。

今までそばを歩くだけでしたが初めて中に入りました。

 

東京海洋大学は平成15年10月1日、東京商船大学と東京水産大学を統合して設置された大学です。

 

江東区越中島にあるキャンパスは、元東京商船大学のキャンパスです。

 

現東京海洋大学海洋工学部1号館です。

1932年に建てられ、航海船橋に模した建物はテラコッタ(粘土で作った細工物)がみられる貴重な建物で、1997年登録有形文化財に指定されました。

 

海洋工学部1号館のそばに灯台のような建物がありました。「第一観測台」と呼ばれるもので、明治36年6月に建てられました。中には当時東洋一と言われた「天体望遠鏡」がありました。この建物も登録有権文化財に指定されています。

 

佃・月島地区のタワーマンション群をバックにした「明治丸」です。

 

明治丸は、明治の初期に明治政府が英国に発注して、明治7年11月に竣工した「燈台巡廻船」で、建造当時は、2本マストの「トップスルー・スクーナ型帆装鉄造汽船」と言われる船で、総トン数1,026トン、長さ68.8m、幅9.1m、出力1,100馬力、航海速力11.5ノットを誇っていました。

 

終戦時、進駐軍に校舎とともに接収され放置されていた為、漏水が原因で沈座してしまったものを、昭和50年の大学100周年記念事業の一環として復元が開始されたものです。ただ残念ながら、今は海上ではなく地上に鎮座しています。

 

昭和53年5月、船としては初めて国の「重要文化財」指定されています。

 

大学構内は自由に入れますので、近くに来られた時は一度見られることをお勧めします。

 

ちなみに7月20日の「海の記念日」は、明治天皇が明治9年の夏、東北・北海道を巡幸されたとき、青森からこの明治丸に乗船され7月20日無事横浜港に帰着されたことを記念して制定されたものだそうです。