板橋を後にししばらく歩くと環状7号線の下を通ります。高さもなく狭く暗いあまりイメージのよくない通路でした。

 

 

 

そのまま進み、国道17号線に合流し北上します。

 

都営三田線「志村坂上」駅の手前に「志村の一里塚」があります。広い国道17号線を挟み対でほぼ完全な形で残っています。国の史跡にも指定されています。江戸から数えて3つ目の一里塚です。すなわち12km来たことになります。

 

 

旧中仙道は、「志村坂上」の交差点で国道17号線から左に離れ、住宅地に入っていきます。すぐ右手にイタリアンレストランがありました。しばらくイタ飯を食べていなかったので即決で ”DOOR OPEN”。

 

ランチメニューは、ピザかパスタにサラダとコーヒーがついて980円。

 

通常ランチセットについてくるサラダは申し訳程度のものが多いのですが、ここのランチのサラダはボリューム満点でした。ピザ、パスタも美味しく、満足でした。

 

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お腹も膨らんだところで後半戦です。

 

しばらくすると「清水坂」というかなり急な左にカーブする下り坂があります。坂の下にはかって板橋宿と蕨宿をつなぐ「合い宿」があり、休憩や「戸田の渡し」が増水で渡れない時の控えの場所となっていたそうです。

 

 

 

都営三田線のガードをくぐり、国道17号と環状八号線の交差点を渡りさらに住宅地を進みます。

 

再び国道17号に合流し北上します。

 

ここで方向感覚には自身のある私にしては、不覚にも自分のいる位置をロストしてしまいました。結果的には間違っていなかったのですが、事前に印刷していった地図の上部に記載されている住所と今いる場所の住所(電柱の住居表示)が一致しなかったのです。

 

この為ここで10分ほど時間をロスしました。(T_T)

 

 

いよいよ江戸(東京)ともお別れです。戸田橋を渡り埼玉県に入り、「蕨宿」に向かいます。

 

つづく