2月10日はサモアの怪人こと
ニッポンハムファイターズで活躍した
トニー・ソレイタ選手の命日です。
（写真引用：Number 272）
MLBロイヤルズ、エンゼルス、エキスポズ、ブルージェイズで活躍後
1980年ニッポンハムファイターズに入団。
筋肉の塊のような、大きな体から
サモアの怪人といわれた。
そして、雰囲気も良かった。
1980年春、後楽園球場にニッポンハム対中日戦の
オープン戦を見に行った。
その時、いきなり4番にソレイタが座っていた。
そこで、いきなり外野上段にとてつもない大きな本塁打を放ち、
度肝を抜かれた記憶がよみがえる。
初年（1980年）度から
.239 45本塁打 95打点の活躍
この年に4打数4本塁打を2回達成、シーズン2度は日本記録だ！
飛距離と打球の凄さに『サモアの怪人』に恥じない（？）
歴代外国人選手の中でもインパクトがあった。
翌年1981年は三振も減り、確実性が増し
.300 44本塁打 108打点と本塁打王、打点王の二冠に輝き
出塁率は.410 OPSは1.055の凄さで
ニッポンハム・ファイターズとしての初優勝に貢献した。
1982年 .281 30本塁打 84打点
1983年 .252 36本塁打 84打点と
30本塁打以上をコンスタントに打ったものの
1983年で退団。
今ならまだやれそうな成績での退団、引退はまことに残念だった。
引退後サモアに帰郷、公務員として生活していたが
1990年2月10日土地トラブルに巻き込まれ、
地元住民に射殺されてしまった。享年43歳。
早すぎる終焉であったが、
彼の打撃を見た人はスイングスピードとパワーに
今でも『彼を見た』という誇りを持っていると思う。
2015年2月の再録にプラスしたものです。
トニー・ソレイタ選手の全記録（日本プロ野球記録）
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データ協力篠浦 孝氏