お盆休みも相変わらず相変わらず
暑い日が続きます。
昔は夏といえば野球でしたが、
最近の暑さで、夏の野球も命がけのような感じになってきました。
野球雲ブログでは
私鉄が野球の発展を支えたシリーズということで、
11の私鉄を紹介いたしました。
現在、大手私鉄は16社ありますが、そのうち10社が
プロ野球や野球ビジネスに関連しました。
私鉄が野球の発展を支えた①京浜急行~羽田球場を作りプロ野球誕生前夜の野球を支えた。
私鉄が野球の発展を支えた②阪急電鉄~ 鉄道産業の根幹を作り、娯楽としての野球を守った。
私鉄が野球の発展を支えた③京成電鉄~巨人軍最初の大株主!世が世なら京成ジャイアンツ!
私鉄が野球の発展を支えた④阪神電鉄~日本野球を牽引した甲子園球場とタイガース
私鉄が野球の発展を支えた⑤南海電鉄~日本最古の私鉄は鶴岡親分と共に
私鉄が野球の発展を支えた⑥東急電鉄~時代を読んで??野球を手放す!
私鉄が野球の発展を支えた⑦西武鉄道~上井草球場のDNAは西武ライオンズへ
私鉄が野球の発展を支えた⑧近畿日本鉄道(近鉄)~ 日本一になれなかった、日本一の私鉄
私鉄が野球の発展を支えた⑨名古屋鉄道~鳴海球場と3年間の名古屋ドラゴンズ時代
私鉄が野球の発展を支えた⑩西鉄(西日本鉄道)~ 九州が培った最強の野武士野球
私鉄が野球の発展を支えた ⑪ 山陽電鉄~ 史上唯一二軍だけの球団を保有
残りの5社はどこかというと
京王電鉄
東京地下鉄
小田急電鉄
相模鉄道
京阪電気鉄道
以上の5社です。
この中で小田急電鉄は1950(昭和25)年に
セ・リーグに加入する噂があり、江ノ島線沿線に
球場候補地も話に上がっていた。
しかし、最終的にセ・リーグには
国鉄スワローズが滑り込んだ。
小田急電鉄の球団保持は幻に終わった。
もし、小田急が球団経営をしていたら
娯楽施設と球場の組合合わせは
後楽園球場の例もあったので、
本拠地を向ヶ丘遊園に作ったでしょうか?
また、関西の準大手私鉄の
山陽電鉄が1950(昭和25)年に
山陽クラウンズとして一軍に通用する選手を育成する
独立リーグ的なアプローチで野球界に参戦した。
しかし、残念ながら経営不振で3年後には解散してしまった。
詳細は松井正氏著 野球雲叢書「二軍史」にある。
他の電鉄会社はプロ野球参入の噂もありませんでした。
しかし、まだ知られていない歴史があったかもしれません。
阪神と西武にはいつまでも球団を持ち続けてほしいものです。
*********************************
野球雲はいつも古い野球とその周辺文化について書いています。
取材の裏話、泣く泣くカットした話、貴重な資料……
さらにディープな野球劇場はこちら↓
野球雲無料オンラインマガジン
データ協力 日本プロ野球記録
データ協力 たばともクラシックSTATS鑑賞
データ協力篠浦 孝氏