1974年10月17日、戦後1リーグ時代の
セネターズから50年代前半近鉄で活躍した
黒尾重明投手の命日です。
そして、日本で唯一の通算99勝投手。
黒尾投手は戦後すぐ再開したプロ野球セネターズに入団、
セネターズのエースは白木、驚異の新人大型打者として
大下弘が在籍していた。
白木義一郎投手と共にチームの主戦投手として投げ抜いた。
デビューから250回以上を投げ、1947年は361回、48年は362.2回を投げている。
詳しいエピソードは、報知新聞記者 蛭間豊章さんのブログを見ていただきたい。
↓
蛭間豊章のベースボールインサイド記者 通算99勝で終わった黒尾重明さん
当時は記録に無頓着だったかもしれないが、
やはり100勝はしたかったと思う。
最後の年は肩の痛みをおして投げたが、0勝4敗、防御率10.57では
あきらめるしかなかったかもしれません。
しかし、プロ野球唯一の99勝投手として、
記録好きのファンにはインパクトのある記憶として残ります。
記録を知ると、選手の物語が見えることがあるから面白いのです。
黒尾重明投手 通算10年
314試合 99勝121敗 2041.1回 137完投 610奪三振 防御率3.25
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データ協力篠浦 孝氏