4月1日は20世紀初頭MLBで活躍した
ルーブ・ワッデル投手の命日。
当時としては三振の取れる速球投手として大活躍したが、
奇行のため使い切れず解雇されてしまった。
1911年エイプリルフールに亡くなったのは
彼らしいとも云われる。
野球殿堂入り。
ルーブ・ワッデル
1876年10月13日～1914年4月1日
ルーブ・ワッデルは奇行のエピソードが数々ありますが、
今では発達障害があったと云われている。
有名なところでは、火事が大好きで
消防車のサイレンが鳴ると、試合中でも
追っかけてしまうようなことや、
ABCビスケットをホテルのベットの上で食べ散らして、
同室の選手からの苦情から、
契約条項にベットの上でビスケットを食べるな！と
条件になったりして、彼の行動は大変だったそうだ。
それでも、アスレチックスのコニー・マック監督は
上手く彼を大投手として起用していた。
しかし、最後は手に負えす、解雇。
解雇された翌年にマイナーリーグで20勝をあげ
1912年村で川が氾濫し洪水が発生、
ワッデルは村の救済のため冷たい水の中で土嚢を積上げる作業をした。
それがもとで結核になり死去。
享年37歳。
純粋すぎる野球選手だったのだろう。
1897年～1912年の13年間で
407登板 193勝143敗 2961.1回 奪三振2316
防御率 2.16 という素晴らしい成績を残した。
投手三冠：1回（1905年）
最多勝利：1回（1905年）
防御率1位：2回（1900年、1905年）
最多奪三振：6回（1902年 - 1907年）
通算防御率：2.16（歴代7位：投球回2000イニングス以上）
シーズン最多奪三振数：349（1904年：左腕歴代4位）
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