アベックホームランを解剖する。4人目は

ミスター赤ヘル山本浩二選手です。

 

1968(昭和43)年のドラフト1位で広島に入団。

1969年のシーズンからレギュラーとして活躍、

引退する1986(昭和61年)まで規定打席に入った。

これは長嶋茂雄と山本浩二だけの記録だ。

 

2339本安打、536本塁打を打ち、首位打者1回

本塁打王4回、打点王3回獲得。

また、足も速く通算231盗塁。強肩のうえ、守備範囲も広い

ファイブツールプレーヤーとして80年代のプロ野球、

広島カープ黄金期を牽引した。

 

 

そんな、山本浩二選手のアベックホームランを見てみる。

51人とアベックホームランを打ったが、

やはり、広島カープのもう一人の名選手

衣笠祥雄選手と86本と断トツの本数で、

長嶋-王(ON砲)の106本に次ぐ記録だ。

 

2位に山本浩二-衣笠祥雄と比べると地味だが

静かな強打者水谷実男選手と広島最強期の強肩強打の

メガネ姿の3番打者ジム・ライトルが49本と同数。

 

他に高橋慶彦、三村敏之と70年代後半の

広島を支えた選手たちとのアベックホームランが目立つ。

 

51人を見ると広島カープの歴史を見ているようで楽しい。

 

 

山本浩二通算成績

2008年野球殿堂入り

 

野球雲チャンネルでは

山本浩二選手と衣笠祥雄選手の

打順別成績をワイワイ語っています。

 

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