千葉ロッテマリーンズがドラフト2位で指名した
ホンダ技研の長野久義外野手がどうも入団拒否の姿勢を出すようです。
もし、報道通りならそれはそれで初志貫徹ということで立派なことだ。
しかし、次回ドラフトにかかる時26歳という年齢を考えると
巨人に入団できる保障も無いいじょう、何とも意味がわからない。
今の巨人が悪夢の江川事件と同じ過ちをするとも思えないし、
FA制度を考えれば、清原和博氏のようにすればいいと思うのだが・・・・。
確かに、バレンタイン監督以前の千葉ロッテマリーンズの印象は
あまりよろしいものではなかった。
オリオンズの時代はなおさらだ。
しかし、2005年以降の12球団では基本的にどのチームが良くて、
どのチームが悪いということはあまり無いように思える。
ここで、一部出てくる意見のひとつに
「職業の選択自由」を考えると、ドラフト制度を否定する動きだ。
でも、それは極端だ。
12球団はNPBというプロ野球組織に加入している会社で
結局は12球団以外には公式戦が出来ないのだから、同じ会社みたいなものだ。
ドラフトはNPB入社のためのエントリーみたいなものなので
その理論は当てはまらないように思える。
普通は希望する会社に全員が入れるわけでもないし、プロ野球も例外ではない。
子供の頃から巨人にあこがれて野球をやって来た長野外野手にとって
そこまでのモチベーションをもって生きていくというのは中途半端じゃできない。
その辺の心情はプロに入っても凄い精神力になると思う。
とりあえず、2000本安打を打てる素材だと思えるが、
プロの世界に遅れるようだったらかなり厳しくなるだろう。
なるべく早く入団して、プロ野球ファンに大いなる打棒を魅せてほしいと
切なる思いです。