心のいっぷく ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚
春のおとずれとともに、
人生の門出を迎える人もいます。
10年前の春、
お母さんと小学生の兄弟のお話なんです。
地方にお店を開店することになり、そのお店の担当になりました。
スターティングメンバーとして、他のお店から移動したお母さん
でも、ちょっとだけ通勤時間が長くなったそうです。
弟くんは、4月から小学校に入学するそうですが、
歩いて通学するのに1時間かかるとのことでした。
オープンを控えて、スタッフの家族を呼んでのプレオープン
スタッフもかなり緊張してのロールプレイングになりましたね。
お母さんも、キッチンで必死に料理を作り続けていました。
そんな中に、お父さんと兄弟がやって来きました。
席に案内されて3人で楽しく食事をしていました、
食後にあわせて、兄弟にジェラードを持っていってあげたら
「ありがとうございます。」とキチンとお礼を言われました。
本当であれば、お母さんが側にいて欲しい年頃なんですよね。
それから、3人が帰ろうとした時です。
「ちょっと待って!」と伝えて、
キッチンにお母さんを呼びに行きました。
すぐさまキッチンから飛び出してきたお母さん、
カウンター越しに兄弟と笑顔でハイタッチしたんです。
「お母さん、おいしかったよ。僕もがんばるからね!」と弟くんが伝えると、
お母さんが「弟くんと約束したんだよね。二人で一緒にがんばるって!」
ふたりが泣いていたんです。
すばらしい共育をしているお母さんと、親の姿を見ている子供たちでした。
この家族の微笑ましい光景が、今でも忘れられません。
このお店には最初、サ-ビスマニュアルはありませんでしたが、
帰る頃には、マニュアルが出来ていました。
スタッフたちで作ったサービスマニュアルが、
一人ひとりのミニノートにしっかりと刻まれていましたよ。
<先日のさつま芋が、スイートポテトへ変身>
