ひまわり&東京島 | わんだ~の言葉

今月の頭までのクソ忙しかったのは何だったんだ?っていうくらい最近はヒマ過ぎる毎日です。。



なんでまた最近観た映画の批評でもしようと思います。



1本目は『ひまわり』です。



世界的なイタリア映画の名作ですが、初めて観ました。



今となってはある種ベタな話ですが、戦争によって引き裂かれた夫婦の話です。



日本でも同じような話があって、何年か前にそのニュースを見て泣いたのを覚えています。



そのニュースを見て相手のロシアでの奥さんの対応というか、言葉がすごいなと感動したのを覚えています。



でも、ひまわりではそこに感動はあまりなかったです。



それは快く送り出すシーンをはっきりとは描いてないのもあるのですが、2人が再会してから旦那がイタリアに



会いに行くまでに時間がかなり経過しているからだと思います。



旦那が生きてる事を信じ、再婚もせず1人で生きて、最終的にはロシアまで探しに行ってと



女性にはすごい強い思いを感じるのですが、旦那は妻を見てからすぐには行動には移さないで



数年経ってからイタリアに会いに行きます。



そのへんがなんかリアルというか



「いや、仕事もあるし、娘もいるし、もうこっちの妻との方が長いし、確かに若い時は綺麗ですげースタイル


やったから良かったけど、もうお互いいい歳やけん、そんな気持ちだけでは動きにくいなぁ」みたいな感じで。



でも、結局は自分の若い時の気持ちを思い出して行動に移すところが映画だなとは思います。



自分なら行けないです。



っで、結局どうかというと、今観るとそこまで面白いわけじゃないけど



実際の兵士だけじゃなく、色んな人が悲しい思いをするんだよ。と教えてもらえるものなので、



反戦映画としてはやっぱり良い映画だなとは思いました。



次に、東京島。



これは去年公開の日本映画。原作も全く読んでなく、原作のモデルとなった事件もふわっとしか知りません。



ただ、無人島に女1人と若者10数人というシチュエーションを聞くだけで、エロとグロだなと思ってました。



一応、モデルの事件の方で死人が出て、しかもなぜ死んだかなどは謎のままという事も知ってたから



エロとグロをどう描くかがポイントだ!って勝手に思ってみました。



でも、想像以上にファッショナブルというか、カラっとしてるんです。



主役の女性が木村多江さんなんで、はっきりとはHシーンを描けないにしてもあまりにサッパリしてるんです。



自分の性格上、「そういう話なのにエロとグロをちゃんと描かないのはおかしい!」って言いそうなのに



意外に観れたのは、あまりのリアル感の無さだと思います。



途中で起こる殺人や、途中でいなくなるワタナベなど、サスペンス的な部分も犯人を特定する事もなく



さらっとしてます。



もちろんわざとでしょうけど、良くも悪くもリアル感が無くファンタジー感がハンパじゃないんです。



大衆映画という事で、色々規制があって、中途半端に描くくらいならいっその事そういう部分を排除してまえ!



っていう監督の意気込みを感じて、自分としては良い方に受け取りました。



オチに関して(もし、これから観る人がいたら読まない方がいいです)



最初は逃げ切れたんならなんで東京島に救助を送らなかったん?あんなに2人を大切に思ってたやん!



って思ったけど、エンドクレジットを観ながら思ったのは



そうだ!これはファンタジーだと。



だから、最後の東京島のシーンはこの世ではなく、桃源郷のようなもので



本当は残された人達はみんな死んじゃったんだと取りました。



自分の受け取り方が全然違うのかもしれないけど、そう思うようにしました。



ぶっちゃけ、長いなって思うしそこまで面白くはないけど、観る人でかなり受け取り方が違うと思うので



そういう点では面白いのかもしれません。



今回のこの2本の映画で時間の経過を演出として見せる事の難しさを改めて感じました。



自分がきっちりしいの性格過ぎるのか、時間の経過がすごく気になります。



今回の2本でいうと、2本ともちょっと不親切な感じでした。



観てて「ん?どのくらい経ったの?」って言いたくなりました。



自分の読解力の低さなのかな?



毎回「○日後」とか「○年後」って出してたら、監督全然才能ないやんけ!ってなるけど



時間の経過を色んなもので観客に伝えるのって難しいし、おもしろい部分だなって思いました。