毛沢東肖像画に発火物 北京の天安門


【北京12日共同】新華社電によると、北京市警察当局は十二日、同市の天安門に掲げられている故毛沢東主席の肖像画に手製の発火物を投げ付けたとして男を拘束した。肖像画の左下部分に焦げた跡が付いた。

 当局によると、拘束されたのは新疆ウイグル自治区ウルムチ出身の無職の男(36)。昨年、精神障害で通院した記録があるとしている。当局は、肖像画を新たなものに取り換える見通し。

 ロイター通信などによると、週末の観光客でにぎわう現場付近と隣接する天安門広場が一時警察当局により封鎖され、近接する故宮博物院への出入りは禁止された。

 この肖像画をめぐっては天安門事件が起きる直前の一九八九年五月、湖南省出身の男がペンキをかけて逮捕され、懲役二十年の判決を受けた後、昨年二月に釈放されている。

 また、二〇〇〇年には、気功集団「法輪功」のメンバーがこの肖像画を法輪功創始者の肖像画で覆おうとする事件が起きるなど、中国共産党一党支配の「象徴」と受け止め、抗議活動の対象にする動きも絶えない。

 肖像画は北京の中心部、天安門広場を見下ろすように飾られている。故宮博物院などを見学する観光客らが肖像画を背景に写真を撮る姿も目立ち、北京の観光名所の一つだ。


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705130067.html


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北京・天安門、肖像画損傷で警備にピリピリ


北京の天安門で12日に発火物が投げ付けられて一部が損傷した中国の故毛沢東主席の肖像画は13日午前、新しいものに取り換えられた。

 この日は好天の日曜日とあって天安門には大勢の観光客が訪れたが、普段より警備が強化され、武装警官のほか私服の警官も目立った。

 事件については国営通信、新華社が12日夜、英文で国外向けに伝えたが、国内の新聞・テレビは一切報じなかった。毛主席のイメージが傷つくことなどを懸念したとみられる。(共同)


http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070514/chn070514001.htm


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>国内の新聞・テレビは一切報じなかった


そうです


だいぶ、やばくなってきた?


宮崎 正弘
2008世界大動乱の予兆―中国発暴落の足音が聞こえる