わんしがのブログにお越しいただき、ありがとうございます。

なんと…
1ヶ月以上あいてしまいました。
一気に年末やし…
当ブログにお越しいただきました方々、申し訳ございません…

さて。
10月29日。
東近江市民大学の、モーリー・ロバートソン氏の講座を聞きに行ってきました。
場所は八日市文化芸術会館。



東近江市民大学講座は毎年ありまして、結構有名な芸能人の方が来られたりします。

モーリーさん。
クイズ番組でもよく見ますね。
非常に知的な方ですが、早口なところが少し神経質な性格を想像させます。

講義の内容が"いま、世界で何が起こっているのか"でした。
今までの歴史を踏まえた上での現在の情勢の話です。
アメリカはなにもないところから、ものを産み出してきました。そして、それを使いやすく普及させるのが日本。
日本の繁栄と日米同盟は一体化して進んできました。
しかしトランプ氏が大統領となってから、彼は自国の強化に注視するようになり、この一体化の継続が危ぶまれるようになりました。
要するに、日本は自分の足で自国を支えていかなければならない必要性が出てきたわけです。
アメリカの製造業は衰退の一途を辿り、かたや中国はアメリカを脅かすほどの力をつけてきました。
そしてこの米中の貿易摩擦は、世界の経済に深刻な不安をもたらす結果となります。
そんな中、日本はどのようにして生き残るのか。
日本の文化は非常に世界で高評価を受けています。これを、各国に受け入れられるように、日本人の得意な"工夫"を施す。
もはや受け身ではなく積極的に発信していくことが自立への道筋となる、と言うのがその内容でした。

約一時間半の講義でしたが、さて、いかに世界の情勢に目をむけていないかということに気付かされた次第です。
また、モーリーさんの日本愛はとても深かった。
それは、世界を知るからこその日本愛なのでしょう。

ときに、頭に風穴を開けるのは、とても大切…
井の中の蛙でした。
それにしても、頭のいい方って、説明が上手やわ~と感心しました。