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今月は番外編が続きます。

今や抹茶パフェと言うと、ほぼ京都の定番スイーツとなってきましたが、私の若かりし頃は、まだまだ定番とは言えず、どちらかと言えば大人向けのスイーツだったように思います。
その先駆けが、今回紹介するはやしやさん。http://www.kyo-hayashiya.com/

初めてはやしやに行ったのは、高校生のときでした。抹茶の苦味が苦手で、"おいしいから!"と言って連れてきてくれた友人が、すごく大人に見えたのを覚えています。
そして、当時抹茶アイスと言えば、抹茶独特の風味と苦味を生かした今風のものではなく、抹茶の香料のようなものがかかった、甘いだけのアイスかほとんどでした。
その中で、はやしやの抹茶パフェは、抹茶の風味を生かした、画期的なものでした。特に、その上に乗っている抹茶の寒天が濃厚で。パイナップルも入っていましたが、缶詰めのものではなく、生のもので。それでいて、当時の価格か580円。安いですよね。今は875円。どっひゃー…
店内も、抹茶色の木の椅子で、なんとなく薄暗く、まさにワビサビの世界。その後、すぐ隣のビルの、見晴らしの良く明るいところに移転されました。
そして、もう一件忘れてはならないのが都路利の抹茶パフェ。
はやしや派と都路利派があり、都路利さんは少しお高め。
ちなみに、はやしやの抹茶パフェは今から50年前、都路利は41年前からはじめられたそうです。

と言うことで、高校時代のとある友人と会う時は、決まってここを指定。
昔と変わらぬ味に、毎回新鮮な喜びを感じるわんしがでした。

抹茶パフェ。
紅茶パフェもあります。
もう一つのおすすめは、抹茶の蒸しパン。温かい蒸しパンに、冷たい抹茶アイスを添えて頂きます。

にしても、月日はなんと早く過ぎるものなのでしょうか…