わんしがのブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

また時間があいてしましました。

申し訳ございません。。。

 

さて今回はまたもや番外編。

 

昔々から近江の国滋賀県は、琵琶湖とともに歴史を歩んできました。

琵琶湖の魚や貝等が貴重な食糧源であったのはもちろんのこと、周辺でとれる葦は住居に簾に、また水が引いたあとの干潟では稲作が行われたり等、ライフラインと言っても過言ではないほどでしょう。

 

では海の近くではどうだったのしょう。

それを皆さんに知って頂くべく建てられたのが、海の博物館です。

鳥羽市や近郊の海に関するありとあらゆるものがここの貯蔵されています。

海と人間の博物館、とタイトルがつけられており、ここにある資料は何と61,840点。

うち国指定重要有形民俗文化財は6,879点。

資料に対する偏見を最小限に、とのことで、どんな小さなものの収集されたそうです。

また、この建物も非常に面白く、内藤廣氏(京都の虎屋のデザインもされました)のもので、6棟ある建物は平面的で、上り下りがあまりなく移動が楽な構造になっています。

また多種多様なワークショップもあり、海の生き物観察会やクラフト体験、料理教室等も体験できます。

 

海と湖はやはり違いますが、水とともに生活してきた歴史を持つもの同士、ここに貯蔵されている資料については興味深く感じるものも少なからずありそうです。

 

約1週間前になりますが、この海の博物館の館長さんが旅立たれました。

謹んでお悔やみ申し上げます。