新たな試練 | WANDER ペットホテル、ドッグラン、手作り雑貨店  

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2015年。

この試練の年を私とカート君は

一生忘れないでしょう。

カート君のお母さんの

突然死からはじまり、

4匹のワンダー犬ずは

全員死にかけました。







そして10月13日に

突如現れた

私達の目の前の

高くて高くて、ただひたすら高い、

ただの白壁。





登りたくても、

つかまる所もなくて、

膝抱えて、

泣き崩れて、

絶望と悲しみに襲われた私。






これからの私の人生で、

これほどの

絶望と

そして

後悔の念に

襲われる事は、

ないでしょう。






なぜなら、

私は後悔のない人生を歩む事

決めたから。






あの時、こうしてたら?

あの時、こう言ってたら?

あれも出来たのに、

これも出来たのに。







そんなのは

もう、

遅い。






もう、後悔するのは

いやだ。

だから前を向いて

歩いていく。






顔をあげてみると、

考え方も変わるもので、

時間がたつと、

見えなかったものが、

見える時もあり、





私の前の高い壁を横から見て見ると、

ちゃんとそこには、

私がのぼれるように、

1段1段

階段がついてました。

そして、私の周りには、

その階段を昇るために、

その階段から

私が転げ落ちないように、

沢山の人が見守っててくれてます。










だから私は1段1段

確実に上がっていこうと

決めました。







そして今回の壁から学んだ

大きな大きな教訓があります。






「人は自分の為だけに生きてるんじゃない。

自分を愛してくれてる人の為に生きるんだ。」





去年ごまが死にかけた時から、

私ものすごい壮大なテーマを

考えるようになりました。

「どっちにしろ、

ごまの寿命はもうすぐで、

今年死のうが、来年死のうが、

同じ事じゃん。

なんでこんなに悲しいの?

人だって同じ。

10歳で死のうが、80歳で死のうが、

どうせみんな死ぬんじゃん?」





今回の教訓は

私が思っていた壮大なテーマにも

答えをくれました。




私は私を愛してくれてる、

カート君、家族、友達の為に

どんな辛い事があっても、

なにがあっても、力強く、

笑顔で生きていく。

どうせみんな死ぬなら、

愛に満ちた、笑顔に満ちた、

楽しい人生を歩もう!!

(あ、私は病気ではありませんので、ご心配なく)








は~~~~





ブログ書いてたら、

昨日現れた新たな試練の壁は、

こっぴどく小さい物に見えてきました。






昨日現れた試練ですが、

立ち退きの補償額でした。





提示された金額は、

WANDERを再現するには

WANDER第2章をはじめるには、

あまりにも少なく、






ここを更地にして引き渡して、

引っ越しして、

新たに土地購入して、

小さいお家が建てれるか、

建てれないか??

って位の金額でした。

WANDER第2章なんて、

あり得ない金額でした。






私達の希望は、

そんなにこの土地が必要なら、

今と同じ環境で、今と同じお家を用意できる

金額をくれって話。





私達間違ってますか??





特に家に対する額が非常に低く、

こんな値段じゃ、家建てれないじゃん?

って言ったら、

担当の人から

信じられない言葉が出てきました。



「別に新築する理由はないですよね」



じゃあ、

同じレベルの家を、中古でもなんでも

探して来てくれって話。

同じ広さの土地を探してこいって。

全て再現して用意してくれって話。






1からはじめた

この場所に対する

想いは強いけど、

貪欲に法外のお金を取ってやろうとか、

私達そんな事思ってないんです。

ただ私達は

私達の生活を守りたいだけ。








今回から通訳同伴の交渉でしたが、

カート君も日本語で、

ぶち切れてました。

そのムカつく担当者に、

「あなたの車欲しい!どうしても欲しい!

でも、あなたの車古い!

だから1万円あげる!どう??ちょうだい?」

カート君の例が通じたかどうかは分かりませんが、

そういう事ですよね。

誰かの物が欲しいなら、

最低でも同じ物、もしくはそれ以上の物用意しなければ、

もらえないんじゃないでしょうか??




間違ってますかね??




そして、また出た

ムカつく担当者からの名言

「私達別にあなた達を苦しめたい訳じゃない」

????

これ以上の迷惑な話ないんですけど??






まあ、でも、

私達、

楽しむ事に決めました。

こんな面白い経験ないからね。







さっきも書いたけど、

こんな壁、たいした事ないです。

国土交通省のプロ達が

置いてった壁は、

私達の結束を強めました。

たった二人のチームだけどね。

その後ろには

たっくさんの人達が

ついてくれてる。






本当に、

こんなに色々なネタいらないんだけど、

っていう人生ですが、

きっと、

私だから、乗り越えられるから、

神様は私に

色々な試練を与えてるんだと思います。

そして、

生意気かもしれないけど、

なにがあっても、前向きに生きる姿勢を

みんなに見せる事で、

みんなに元気を与えるのが、

私の存在価値なのかも。

あははは~笑

お前何様よ?!ってね・・・笑








長いブログ読んでくれてありがとうございました。







もう1つ

最後に、

皆さんにお知らせがあります。

残念ながら、

非常に悲しいお知らせです。





手が震えながら、

キーボード打ってます。





ふう・・・・





ラブラドールのくせに、

めっちゃくちゃ、おバカで

みんなに笑われてた




ロッキーちゃんが、

先日




虹の橋をわたりました。




ワンダーのお友達の写真を、

びっちり張った棺と、

ワンダーに咲いてあった、

沢山のお花と一緒に旅立ちました。








そして、枕もとには、

大好きだったボールと、

大好きだったお父さんの写真と、








ワンダーのロゴはりました。







ロッキーちゃん・・・

ロッキーちゃん・・・





最後の4ワンの写真が




こんなんじゃなくて、


この看板の前で




撮りたかった。




そして、

第2章も一緒に迎えたかった。

いつも、みんなに、

ロッキーの扱い雑だよね~笑

って言われてたけど、

サヨナラするのは、

本当に苦しかった。






さようなら、

ロッキーちゃん。

大好きだよ。

ロッキー。

いろんな事、

本当にごめんね。







ロッキーちゃん。

ずっとずっと、

あなたは、





ワンダー犬だよ。






さようならロッキーちゃん

ロッキー。




ずっとずっと

愛してるよ。












長いブログ読んでくれて

ありがとうございました。

生意気ですが、

ロッキーに対するお花などは

ご遠慮ください。

私に更なる悲しみをもたらすだけなんです。

もう、泣きたくないんです。

よろしくお願いします。