大人になってからやって良かった習い事は「ペン習字」です。
きっかけは、お茶のお稽古。茶道を習い始めてから、今まで気にもしていなかった
自分の汚文字が気になって気になってしかたなくなったのです。
そこで、某文化センターのペン習字講座に通いました。
講座の初日にお年を召した講師の方が「三年で必ず字が綺麗に書けるように指導します。」と言い切ってくれたのを信じて、三年きっちり通いました。
結果は。流石に先生のお手本のような美しい字(走り書きでさえ美しい)そんな見惚れるような字がいつでもサラサラと書ける、なんてことにはなりませんでした。
が、綺麗な字を書く必要に迫られた時、そして自分で綺麗に書きたいと思った時に、私なりの綺麗な字で書くことができるコツを手に入れることができました。先生に感謝です。母にも手紙の文字がとても綺麗になったと褒められた時は嬉しかった。
そして、子供の頃にイヤイヤながら習わされていた「ピアノ」
これは大人になってから、習っていて良かったと思う習い事です。
このおかげで、楽譜というものを読むことができるようになり、他の楽器に対するハードルも下がった。音楽って良いですよね。今まで、同じ芸術でも絵画や書・彫刻などを観て感情を揺さぶられ涙したということはないけれど、音楽だけは色々な感情を引っ張り出してくれて、思わず涙が出たり、頑張ろうと元気を取り戻したりできる。
by ワンダ
