![好きなジブリキャラは?](https://stat.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
いざ お供つかまつらん!
ラピス・ラズリの鉱脈を探す旅に
恐れることはない
新月の日は空間がひずむ
遠いものは大きく
近いものは小さく見えるだけのこと
飛ぼう 上昇気流をつかむのだ!
私、たむけんの追っかけ的なことを学生の頃してました。
舞台が終わった後、出待ちをするんですが・・・失礼な話、たむけんの出待ちをしているのは私を含め2・3人なんですよね。
2丁目劇場(現在はbase)ってところから、たむけんがいつも原付を置いている場所までが、お話をするチャンスとなります。
他の芸人さんの出待ちも友達の付き合いでしたことがありますが、普通一般的に「あぁ」とか「はい」とか「え?」とか「ありがとう」とかくらいしか芸人さんは話しません。
たむけんは違うんですよね。
逆なんですよ。
私が「はい」とか「ありがとうございます」としか言わない状態。
ずっと話しかけてくれるんですよね。
ファンレターを書くとちゃんと手紙の内容に沿った返事が返ってくる人で、私は人間的にもたむけんが大好きです。
ある日、たむけんが私に「E*Kちゃんは、将来なりたいものってあるんか?」って聞いてきました。
はいとしか答えられなかったんですが、たむけんが言ったんですよ。
いざ お供つかまつらん!
ラピス・ラズリの鉱脈を探す旅に
恐れることはない
新月の日は空間がひずむ
遠いものは大きく
近いものは小さく見えるだけのこと
飛ぼう 上昇気流をつかむのだ!
まぁ、ちょっとお笑いチック入ってましたけど、私その時ジブリってトトロくらいしか見たことなくて「え?!」ってなっちゃったんですよ。
「知らんか?じゃぁ、『耳をすませば』って言うジブリの映画を見てください」って。
ジブリは小学生の時に見て、メッセージ性が強すぎる分、子供心が拒否反応を示してたんです。
大人になってからも見ることはなかったんですが、トトロ以来のジブリに挑戦しました。
この言葉は、思春期の悩みとともに将来なりたいものを見つけ奮闘する主人公雫に贈られたバロンの言葉です。
心に眠る原石を見つけに行こうっていうね。
大人になったからか、その時の自分が雫だったのかは分かりませんが、感動しました。
それ以来、何か頑張ろうって思った時、この台詞が頭をよぎります。
ジブリ映画をそれから全部見て、大好きになりました。
後日、たむけんに見たことを報告すると、
「どうでしたか?」って言われたので、いろいろ思ったことを話すと「僕はジブリが好きなので、好きになってもらえて良かったです」って言ってました。
「E*Kちゃん、頑張れよ」とも言ってくれて、忘れられない思い出になりました。
あの頃、この言葉を知って良かったなって思っています。
まぁ、映画の中のバロンは、たむけんよりもずっとかっこよかったですけどね。
でも、紳士っぷりはバロンに負けてないかもね、なんて思ったりしています。
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判定:★★★★★(金星
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完璧でっす