韓国の大学受験を支える保護者たち | ワンビの今のところソウル生活

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1997年から始まったソウル生活
カナダで出会ったカナダ国籍の韓国人夫と日韓ハーフだけどカナダ人の娘との生活

カナダへ行ってた娘が韓国に戻って来て、また3人生活に

 

昨日は久々のモイム(集まり)

 

ひとりは1年ぶり、もうひとりは4年ぶり

 

娘たちが中1の時のママ友グループがあり、そこのメンバーなんだが、皆で会う時とは別途3人で会う事がある。

それが昨日だった

 

4年ぶりに会ったママ友の娘は小学生の頃から「外科医になる」というのが夢&口癖だったので、もちろん大学も医学部狙い

 

私はこのママ友とは娘たちが小学1年生の時からの顔見知りだが、仲良くなったのは娘たちが中学1年の時から

 

(その後は一緒に学年役員したり、PTA会長・副会長とかも。外国人の私にそんな大役を任せる中学もどうなんだ?って心配した)

 

医学部を目指す母娘は、高校も私立の進学校へ進ませ生徒会やボランティア活動など、ママ友も色んなサポートを欠かさなかったが、現役受験では医学部は無理だった。

 

 

塾はやはりテチドンへ通っていた

 

週末の朝7時には子供の代わりに塾で並ぶ

(平日は家の近くの塾や家庭教師)

先着順に前から座れるシステムなので、平日も遅くまで勉強してる子供達の代わりに親が順番待ちをする。

授業は9時スタートで、それに合わせて子供たちが来るので、交代して親は帰宅

 

 

大学はソウルの大学(なかなか良い所よ!)へ

しかし医学部を諦めきれない母娘は、1学期のみ通い2学期からは休学して浪人生活突入

 

1浪でも医学部には入れず、そこからママ友は周りの人とは会わなくなった。(韓国では潜水するという)

 

2浪、3浪時はコロナ禍中だったので、モイムも自制

 

4浪の時もメッセージでのやり取りは年1くらいでしてたが、モイムには出て来ず

 

5浪の時(去年)は私が義母の件もあり落ち着かずモイム開催せず

 

(このモイムは私が幹事してるから、開催日時やらお知らせをするのだが、去年は1回のみ開催)

 

昨日一緒に会ったママ友ネエサンが、4年会ってないママ友のカカオのアイコンが変わってるから、そろそろ会えるんじゃ?と連絡が来て

 

連絡してみるねーと言ったものの、忙しかったので今週に入り連絡をしたら、3人で会おう!という事になり、「じゃ 明日のランチ」と最速で開催した次第

 

 

 

結果からいうと

 

医学部ではなく薬科大学へ合格していた!

 

 

 

5浪もして、やっと薬科大学?

 

と思うなかれ

 

 

韓国の医学部や薬科大学(薬学部)歯科大学もだが

日本の受験制度とは恐ろしく違い、(入学の)難しさのレベルが全然違う

 

勘違いのないように付け足しておくが

勉強の違いとかではなく(韓国の勉強の方が難しいとかではなく)

圧倒的な競争力の違い

日本だと頭が良くても医学に関心がないとか、経済的に医学部に進学させるのは難しいと志願自体をしないケースも多いが、韓国の場合は、勉強が出来たら無条件に医学部が第一志望になる。

金銭的な事は後で考えるという韓国マインド(笑)

 

 

ソウル大学に入るより数倍も難しいといえば、少しは分かりやすい?

 

母娘ともども、とても苦労したが、一応結果は出たので、周りの人とも会い始めたと言っていた。

 

しかし

 

受験であと1問?正解していれば医学部への道も開かれてたので、どうしても諦められない

 

とは言っていた

 

3月に入り入学式に参加してきたらしいが

(他の大学は2月中旬ごろに入学式が多いのだけどねー)

 

 

やはり医学部に行かないと!

 

 

と思ったとか・・・・・

 

 

あと1問、されど1問

 

 

次回会った時は、薬科大学に通いながらも医学部受験をする準備をしてるかもしれないな(今年の11月ね)

 

韓国で医学部目指して浪人すると1年で4000万~1億ウォン(400万円~1000万円)かかるといわれてる。

 

詳細) 塾代・家庭教師・昼夜ご飯代

 

 

という事は、5浪したから軽く2000万円以上はかかってるって事よね

 

 

もうひとりのママ友の下の娘も驚くほど優秀で

 

 

はぁーん?!

 

 

って石投げつけるところだったのだが、これは次回😉