任務完了 | ワンビの今のところソウル生活

ワンビの今のところソウル生活

1997年から始まったソウル生活
カナダで出会ったカナダ国籍の韓国人夫と日韓ハーフだけどカナダ人の娘との生活

カナダへ行ってた娘が韓国に戻って来て、また3人生活に

 
昨日、シヌイ(義姉)・夫・私の3人で義母をとある地方の養老病院へ入院させてきた。
 
朝はカカオタクシーをこちらで義家に配車して、KTXの駅で待ち合わせ
 
(義姉にカカオタクシーを教えたけど、アプリを使いこなせない。というか使う気がなく、道路で空車のタクシーを捕まえる。
数年前=義姉が60歳になる前から、何度も教えてあげてるのに覚える気がない。義母を連れて月に何度も病院と家の往復をするのだからカカオタクシー使った方が楽なのに、歩けない義母を歩かせてタクシーが捕まる道路まで、とかゲロー
 
我が家の方が近いので、先に着きタクシーを降りる場所で待機
義家に呼んだタクシーは私が配車したので、現在地を知れて便利だった。
 
義母は家の中では歩く練習をしてたらしいが、靴を履いて外を歩く事がほぼないので、外だと怖がって少しずつしか進めない。
 
1年前までは、私と同じくらいのスピードでスタスタ歩いてたんだけど、認知機能の衰えと共に体の機能もガクっと悪くなっていった。
 
ヨンサン駅(ソウル駅発のKTXの数が少なく満席だったりで、ヨンサン駅発のを予約した)も乗り場まで移動が多く、体の不自由な人などは大変だなと思った。
 
なんとかKTXに乗り込むと、今度は義母が降りると言い出し
 
焦る滝汗滝汗滝汗
 
 
丁度 義姉が水を取りに行ってて、義母が義姉を探したと思われる。
 
(KTX内に無料で貰える水があるの知ってる?
自販機に入ってるけど無料。
150ミリくらいのペット入りの水をひとり1つ貰える。
何本もとってる人がいたけどね汗
 
義姉が義母と並びで座り、私は通路挟んだ一人席
夫は私の1つ前に座った。
行きは特室を取ったので広く、義母の移動が楽で良かった。
 
心配してた義母のトイレも1時間半の間に1度しか行かなかった。
 
私も一度行ってみたけど、中から鍵をかけたりしたら出てこれなくなるので、障碍者用の広いトイレがどこか探してたら、義姉がドアをあけたままさせれば良いと真顔
 
幸いにも義母がトイレをしてる間、通りかかった人は女性ひとりだけ
 
義母、大きい方をしてたらしいが、思ったより早く済みお願い
 
👆 この間、私は自分の席から車両間にあるトイレを見てた
 
 
養老病院の最寄り駅からタクシーで移動
 
 
私はてっきり養老院だと思ってたら、そこは養老病院だった
 
 
 
出入り口はインターフォンであけてくれるシステムなので外部から知らない人が入ってくる事はない。
 
施設は新しくはないが、とても清潔に保たれていて匂いもしなかった。
 
 
 
食堂
 
面会に来た人もお昼時間なら、病院受付で食券を買い、一緒に食べられる (5000ウォン=500円)
 
産地の物を使われてるので、とても美味しいらしい
 
 
 
 
食事時間
 
 
医療室と売店
 
 
玄関出口
 
散歩の時間も決まってる
 
 
養老病院の受付の先には聖堂があった
 
 
毎日 午後6時半からミサが行われる
 
 
朝は10時半からもお祈りがあり、義母のいる階の担当のシスター(修道女さん)から義姉に今日の義母の様子を写真付きでカカオにメッセージしてくれていた。
 
初め養老病院についた時の義母の様子は
 
私 捨てられるんだ
 
という表情だったが、シスターが行ったり来たりしてて、義母に話しかけてきてくれ、義母の表情が明るくなった。
 
 
ここに入院してる人も元シスターが多かったり、働いてる人も看護師・事務員さんもカトリック信者らしい
 
そしてそれぞれの階に働いてるシスターが居て(物理治療士として)、我が儘になった高齢の入院患者を纏めていた。
 
 
我が儘老人もシスターの言う事は、ちゃんと聞く不思議
 
 
入院患者の中には、息子が神父さんの人も居たり、敬虔なカトリック信者も多かった。
他の皆さん大人しく静かで平和な雰囲気だった。
 
韓国の高齢者でこんな大人しい集団を見たの初めてかも!
 
なんたって、ウルサイ人が多いからねー。
普通の韓国の高齢者
大声で話すわ、干渉はするわ、自慢ばかり、とか
 
義母が入ったのは、5人室でトイレもある部屋
義母のベッドからトイレが一番近く良かった
 
他の方々は、体の方が悪く認知症などはなく、
自分の事は自分で出来る人達だった。
(自分の事が出来ない人は、違う階へ移らないといけないらしい)
 
 
今までは、日中は義母ひとりで家でテレビを見るだけで、誰かと話をする事もあまりなかったが、同室の方もいるし、午前と午後に1度ずつお祈りの時間があり、聖堂に行くには自分で歩いて行かなければいけないので、義母にとって良い選択だったと思う。
 
 
入院患者も多くなく、こじんまりとしてアットホーム
 
一番良いのは、韓国のパリパリ(早く早くと急かす)が全くなく、のんびりゆったりだった。
 
お医者さん(博士と呼ばれてた)も常駐してて、入院の際に診断して、万が一の時はどういう処置を望むかなども義姉に質問してた。
(人工呼吸器とかね)
 
お掃除を担当されてた方も義叔母が入院時からずっと変わってなかったらしく、養老病院の近くに住んでる夫の義従姉達も来てくれてて挨拶をしてた。
 
毎月の入院費やら義母に必要な物(オムツとかその他)も持って行かないといけないし、義姉が週1で通うと言ってるが、もしかしたら代打で私も月1で通わないといけない日が来るかもしれないなと心してはいる。
平日しか面会が出来ないと聞いていたが、土曜日はOKで日曜・祝日は駄目という事だった。
 
考えたら、そりゃーそうだよね。
入院患者の家族も平日のみの面会だったら、合わせるの難しい人の方が多い。
 
あとは、面会日時は前もって連絡し、病院に行く前に抗原検査はしてきてくれと言われた。
 
帰りのKTXの時間もあるし、お昼ご飯も食べられなかったので移動
 
夫の義従姉が車で来てて、土壌鍋の美味しいお店に連れて行ってくれ、その後は駅まで送ってくれた。
 
ヨンサン駅からタクシーで家まで混むこともなく到着し、夫はゴルフ打ちっぱなしへ、私はコタツでダウン
帰りのKTX内でも気絶してたのに疲れてたのね。
(それだけ熟睡って事よウインク
気付いたら首の角度がおかしいくらい寝落ちしてた)
 
今日も夫を送り出してからコタツでゴロゴロし、午後はまたコタツで爆睡してた。
 
 
とりあえず、義母も体調崩す事なく、少しずつ適応してるみたいで良かった!!
 
2024年になってすぐに義母の件でバタバタしてたけど、これで一安心
 
あとは、急にひとりになった義姉が一人暮らしに慣れてくれるだけだな