ファンファンハロウィン その1 | 満堂紅のブログ

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龍が如くそして真島吾朗を熱く語ろう

 

 

 

 

「なあ、今度こんなイベントあるんやけど行かへん?」

 

限られた招待客しか参加でけんイベントの招待状、うちがみかじめを取っとる風俗店が

ちょおとトラブルに見舞われて、俺が手助けしたった礼としてもろたやつや。

 

「ハロウィンホラーナイトパーティ」とかゆうタイトルがついとる、しかも開催場所は当日まで

秘密とかゆうし。そんなもったいぶらんでもええのにな。

 

とにかく俺は彼女をこのイベントに誘うことにした、俺一人で行ったってしゃあないしな

それになんやおもろそうやし。なんちゅうても、「コスプレ」をしていかなあかんらしいから

今どんな格好しよか考えとんのやけど、やっぱ俺としては「ゾンビ」しかあらへんやろ。

 

桐生ちゃんを鍛えようと頑張ってた「どこでも真島」で、「ゾンビ」をやったからな、あんときの

特殊メイクを担当してくれたメイクアップアーティストをまた呼んで、次は衣装やな。

「どこでも真島」の時は衣装までは凝らんかったから、今度は衣装にも凝るつもりや。

 

さて、どんなんがええかなあ?俺は時間ができるとそのパーティのコスプレのことばっかり

考えとおった、彼女にも事情話したら

 

「なにそれ楽しそう!行く!絶対行く!」

 

ちゅうてめちゃノリ気になっとったから、ほなコスプレの衣装は「ナース服」でどないや?

ゆうたら

 

「なんなの?ナース服ってイメクラじゃあるまいし」

 

「ナース服ええと思うんやけどなあ~サイレントヒルちゅうホラー映画知らんか?」

 

「知ってるけど~あれ気持ち悪いから好きじゃないの」

 

「そやけどあのナースなかなかにクールやと思うんやけど」

 

「じゃあ、私がナースなら吾朗さんは何?どうせなら”三角さま”でもやってみる?」

 

「いややっなんであんなへんなかぶりもんせなあかんねん、ちゅうかあいつあんなでっかいかぶりもんして、普通に前見えとるのが不思議や」

 

まあ、こないなやり取りのあと彼女はなんとか「ナース服」着るん承諾してくれたからあとは

ちゃちゃっと衣装やらなんやら用意して、メイク担当にもなんとか都合つけてもろてと段取り

は順調に進み、そして迎えた当日。

 

前日に発表された開催場所はホテル街の近くにあるとあるビルの3階、一見廃墟みたいな

外観が「ハロウィン」に相応しいということで、ここになったらしい。まあ、妥当やな

 

つづく

 

なんか、ハッシュタグつけて投稿するとブログに面白いことが起こるらしいのでちょっと

投稿してみました。で、どうせならちょっとした物語形式にしようと思い立った次第です。