リバークルーズ2 | 満堂紅のブログ

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龍が如くそして真島吾朗を熱く語ろう

ホーのブログ-霧 ←この写真のように、霧が出ていまして・・とてもいい雰囲気がありました。さて、いよいよ「筏下り」の始まりです。大型のバスから、小型のマイクロバスに乗り換え・・いざ、山の中へ・・曲がりくねった山道をゆくこと20分ほど・・・。バスが停まった場所は川へと降りる、山の斜面の上・・雨で地面が濡れているので、足を滑らせないように注意しながら階段状になった斜面を降りてゆくと・・眼の前には川に浮かぶ、筏・・・そして、あたりをみまわすと・・・ここにも、霧が発生していて・・周囲に迫る山肌、そして川にも霧がかかり・・・それはそれは、幻想的な光景でした・・・。この様子をカメラに収めたかったのですが・・川下りの途中で

もしもカメラを水に落としたら・・・と思うと・・・持っていけませんでした^^;(写真の風景は、「おくとろ観光センター」

の前に広がる山並みです)


船頭さんの手を借りて、筏に乗り込み・・いざいざ出発!!筏はゆっくりと水の上を進み・・・私は、霧がかかる山の斜面や、川面を眺め・・・鳥の声も聞こえ・・木々の香りも感じ・・・もう、別世界ですっ来てみてよかったなあ~~

と、しみじみ思いました・・・。


この川下りは、流れの穏やかなところと急な流れのところがあり・・・流れの穏やかなところは、筏の真ん中に腰掛・・風情を楽しみ、急なところでは立って手すりを持ちザアザアと水が白く波立っているところへ突っ込みます

。それと同時に、足元に押し寄せる川の水・・・結構冷たかったですっ!!でも、暑いから気持ちいいかな・・・なって、思いました。で・・筏は進み・・・。


途中、ゴムボートでラフティングをしている人達と並走するような感じになり・・・彼らは大きな岩の側にボートを停めて、岩の上に上がり・・・何をするのかと思っていると~あれは何メートルあるのかな~かなり高い岩のてっぺんから、男性が川に飛び込み・・・続いて、ちょっと低いところから女性が飛び込んでいました。川の水が冷たいので、心臓がとびあがるんじゃないかと・・・^^;思いましたが、結構楽しそうだったので・・良かった良かった^^


さて、この川下りの所要時間は「70分」ほどで距離にして「5~6キロ」です。途中、船頭さんがこの川の説明をしていました。源流は雨が多いことで有名な「大台ケ原」で、その大台から流れて来た水が私たちが川下りをしている「北山川」になり、そして「熊野川」になるんだそうです。


ちなみに、この「北山村」は一応「和歌山県」になるそうですが、ここは所謂「飛び地」だそうです。その理由を船頭さんが説明していましたが、詳しくは忘れてしまったので^^;とにかく、「林業」が関係してるようです・・・。筏下り自体、かつて「林業」が盛んだったとき、材木を筏状に組んで川を下ったのが今は道路の発達で廃れ・・・観光のひとつして、始められたそうです。


で・・ゆっくりと進んだ筏下りもいよいよ終盤・・・ゴールが見えてきました・・・。船頭さんにこの筏は終点に来たらどうするの?という質問に、連結を解いて集積場に運びトラックに積んでまた出発点に戻るそうです・・。なので

その「解体」と「組み立て」にかかる時間の方が、長い・・・と仰ってました・・・。それと、一日に2便午前11時~と

午後1時半~(私が乗ったのはこの午後の便)の運行も、なるほどな・・・と納得しました。(準備に時間がかかるからですね)


そして、「筏下り」の後はバスを乗り換えた観光センターまで戻り、そのすぐ隣にある「おくとろ温泉」にゆっくりつかってきました・・。露天風呂に入ったんですが、霧のかかる山並みが見えていい感じでした・・・。温泉に入ったあと

帰路につき・・・バスはまた「国道169号線」を走り・・・(この途中、「川上村」というところを通るんですが、ここは以前温泉宿に泊まったことがあるので、懐かしかったです)なにはともあれ、楽しい日帰り旅行でございました。