彼のことは もういい



この先 別れる結末になっても構わない

彼と生きていけなくてもいい



そういう意味での「もういい」




何かをしてもらいたいとも思わないし

大切にされている気がしなくても

もやもやせずにスルーできる



ここのところ ずっとそんな気持ちで

悪い意味でのフラットだった



恋愛関係にあるはずの人に対して

そういう気持ちでいるなら

別れた方が健全だろうと思う



でも 別れる覚悟が決まらない




過去の恋愛において 別れたいと思ってから

こんなに何年もグズグズしたことはなかった



彼に対しては 未練があるんだと思う

わたしは 本音では 彼と別れたくないのだろう




でも きのうまた

もう別れたい…という気持ちが膨らんできた



「もういい」けど

それにしても これはあんまりだ

…という出来事があったせい




彼の わたしへの気遣いがなさすぎるところ

それは わたしに対する甘えだと思う



気を遣わなくても 何かしてあげなくても

ネガティブな発言は一切なく

いつも笑顔で隣にいるわたし



それを ありがたいと思って

大切にする男性もいるだろうけど

彼は違った



手を抜いても大丈夫なら

労力を費やす必要はない



彼のわたしに対する思考は

そんな感じなんだと思う



彼の言動や行動から それはわかる




そんな彼の言動や行動は わたしからしたら

「バカにしてる」「なめやがって」という感じ



きのうは その思いが膨らんだ




何も言わずに 黙って消えようかと思った

もう何かを言う気にもなれなかった



一晩経っても その気持ちは変わらず

それでもやっぱり

今 別れたら後悔するだろうと思って

膨らんだ不快な気持ちに蓋をした



また こうやって やり過ごすのかと

自分で選んでやっていることなのに

全く 納得がいっていなかった