このニュースに衝撃を受けました。
聞き取りやすい英語なので英語が苦手な人でも大体の意味は分かります。

北朝鮮の強制収容所から唯一の生存して脱出できた人です。
この人は強制収容所で生まれ、23歳になるまで外の世界を全く知らなかったとか。
インタビューでもアメリカを知らなかったと言っています。


北朝鮮では、罪を犯した人は家族3代に渡って強制収容所に収容され過酷な労働を強いられるそうです。
監視員による暴力も日常茶飯事とのこと。
奴隷のような生活です。

身体中にはやけどのあとが残り、右手の中指は欠損しています。
親や兄弟が処刑される場面には強制的に立ち会わされたそうです。
日本の隣にある国にこんな世界があることにショックを受けました。



http://www.cbsnews.com/video/watch/?id=50147159n



日本で生活していたらほとんどの人は餓死することはないし、理不尽な暴力を受けることもない。

悪いことをして刑務所に入ったとしても、親や兄弟まで罰を受けることもない。

人里離れた山奥で一生を過ごすこともない。

世界には当たり前のことが当たり前じゃない世界がある。

自分は生き延びるために必死になったこともない。

餓死しそうになったこともないし、人間を食べたこともない。

今までの苦労や努力してきたことなんてとても小さいことのように感じた。

日本人として生まれたことはとても恵まれていることで、今ある環境を当たり前のことと思わず感謝して生きていかなければならないと思った。

今はこうしてこの事実を少数の人に伝えることしかできないけど、自分に何ができるか考えていかなければならないと思う。