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まずはじめに…
今日は、とっても長文です…



TNRの現場にいた
ひときわ小さな小さな子


えさやりさんの足にまとわりつき
ニャーニャー甘える子だと聞いていました


現場の子を、1匹1匹と捕獲する中
捕獲器の横に、ちょこんと座る子
餌やりさんには、スリスリと甘えるのに
それでも、捕獲器には入りません


今思えば、うっかり捕獲器に入ってしまうほどの
ずば抜けた食欲が無かったのかも知れません。


残りは、その小さな子だけ
なんとか、なんとか
他の子がいない時だからこそ
捕獲したい…


なかなか捕獲器に入らないこの子を
捕獲できるチャンスでもある


祈る思いで
手を変え品を変え
ありとあらゆる方法を試しました


最後の最後に
やっと、捕獲器に入ってくれました。




大人猫と中猫の暮らす中で
本当に小さくて
もし捕獲出来たら
この子は保護をしようと思っていました


えさやりさんが可愛がっている
お気に入りのこの子を
保護させてくれるだろうか…


やはりはじめは
この子じゃない子を連れて行って
ほしいとおっしゃいました


そりゃぁ私だって
みんなみんな保護したい…
でも、全部は無理…


体が弱そうで
小さいのも心配やし
人にも慣れているこの子しか
今は無理だとお話をしました


『可愛がってもらえるなら
お願いします』…と言ってくれました
『虐待されたりせんよな??』って
そんな心配をしてました。


捕獲が出来たので
まずは、検査に行きました。


どう見ても周りの子たちより小さくて
警戒していると言うよりは
そんなに食欲がないから
捕獲器に入らないのではないか?
という気がしていたからです。


嫌な予感が当たってしまいました。


白血病陽性



目の前が、真っ白になりました。
『えっ?えっ?白血病陽性ですか?』
先生に聞き返しました…


白血病は、予後が良くない病気です。
一言では言えませんが、白血病ウイルスに感染すると、ありとあらゆる臓器に不調が起こり、短命になると言われています。
そして、他の猫にも簡単に感染します。


この子を保護して
他の保護っ子に感染したら大変。


隔離をするとしても
お部屋を1つ、完全にこの子だけのために使い
他の猫が近づかないようにしなければいけない。
そして、一生他の猫ちゃんとは触れ合わずに暮らさなければいけない…


今まで、外の他の子達と
倉庫のダンボールの中で
仲良く寝ていたとも聞いていたし…


そこに返してあげるのがいいのか…
でも、そこは衛生的にも環境的にも
決して良い場所ではなく
怪我もするだろうし、風邪もひくだろうし
白血病を発症する要因がたくさんあります。
かと言って、病院にも連れて行ってもらえるわけじゃない。


返す事で、その周りの子たちにも
白血病が蔓延するかもしれない…
ただ、これに関しては
調べたところ、白血病が蔓延して
そこら中の猫が死にまくる事態になる事は少ないそうです。


大人猫ちゃんは、白血病ウイルスを排出する力を持っている場合が多いというのが、第一の理由だと書いてありました。


周りの子達の中にも
調べてないだけで、白血病の子がいるのかも知れないです。
統計的には、外で暮らす野良猫ちゃんの20〜30%の子が白血病ウイルスを保持していると書いてる記事もありました。(諸説あるようです)


その確率で
我が家には、白血病の子が今まで一度も来なかった事は、驚きです。


今回は、本当に本当に
本当に!悩みました!


保護した場合の問題点
①我が家の他の子への感染
②隔離部屋の確保
③ひとりぼっちのお部屋で暮らす事になる事

保護しなかった場合の問題点
①外で一緒に暮らす子への感染
②何かあっても治療のできない環境
③環境的に発症が早まる可能性が高くなる

保護した方がいい点
①安心安全で清潔な暮らし
②白血病への積極的な医療
③体調不良に伴う病院受診
④人の優しさを受けれる事

保護しない方がいい点
①外での仲間と一緒に暮らせる
②隔離部屋を1つ開けなくても良くなる
③我が家の他の子への感染の危険を避けれる


とにかく、頭の中をグルグルと回って
考えがまとまりませんでした。


ただ、私の気持ちとしては
喉から手が出るほど保護をしてあげたい
少しでも可能性のある治療をしてあげたい
もしかしたら、問題なく幸せに暮らせるかもしれない
万が一、発症をしてもしっかり看取ってあげたい


不調になる確率の高いこの子を
万が一の時、外で孤独に死なせたくない…


私の本音
どうにか保護したい』です!


ただ
保護部屋を1つ使えなくなる事
他の子への感染に過剰な気を遣うこと
そして、何よりも
ひとりぼっちの寂しい隔離生活を送らせる事になること…


なかなか決心がつきませんでした…


ずーと
ずーと
ずーと考えて
私の中で決定は出来てないけど
私なりの、その気持ちをパパさんに話しました。


『めずらしいな…』さらっと言われました…

『えっ?めずらしい?』

『ゆかりが、そんな事で悩むなんて珍しいなぁって思って…今まで、目の前の子を助けてきてたやん』

『いや…でも、今回は白血病だよ?もしかしたら、治療も長引くかもやし、そしたら他の子を保護する事も出来なくなるかもしれんし…他の子に感染をさせないように、めちゃめちゃ気をつけないといけないし…それに保護しても、ずっとひとりぼっちでおらす事になるし…』

『でも、保護したいんやろ?その気持ちを優先でええんちゃう?今までもそうしてきたやん。』

『たしかに…』

『隔離を徹底するなら、俺はその子とは関わらんようにして、他の子のご飯とかの手伝いするで』

『じゃあ私は、他の子のお世話をしてから、一番最後にその子のお世話をして、そのままお風呂に入ったらええやんな』


『猫白血病ウイルス(FeLV)は比較的弱いウイルスなので、感染猫を触った人間は一般的な手洗いとアルコール消毒を実施すれば非感染猫にウイルスを運ぶ心配はまずありません。』…だそうです。(某獣医さんの記事より)


パパさんに言われて
なんか、頭がまとまりました。


やっぱり、見捨てる事は出来ない!
もしかしたら、この子が最後の保護っ子になるかもしれない…
でも、それでも、この子を保護しよう!!
大袈裟かもですが、そのくらいの覚悟で
この子の保護を決めました。


この子を保護をするにはどうしたらいいのか
そこを考えよう!!


まずは、必ず必要な隔離部屋の確保
これは、私の寝室にする事にしました。


そして、寝室の中でも
とりあえずは、ケージを置いて
その中で過ごしてもらう事にします。


私の寝室には、他の子がいましたが
その子たちは、みんな保護部屋やリビングに移動をしました。
もう、私の寝室には、どの子も自由に来る事は出来ないのですが、万が一のために、猫ちゃんの外せない鍵を取り付ける事にします。


今まで、保護っ子の中に白血病の子がいた事がなくて、出会った事もなかったので、めちゃめちゃ勉強しました。


感染についてや、白血病の治療についてなど
感染予防については、ある程度イメージも湧いて、実行していこうと思えたのですが、やはり治療方法のない病気なので、まずは何をしたらいいのか、あまりよくわかりませんでした。


なので、獣医さんに相談をして
白血病陽性だけど、積極的に治療をしたい旨をお伝えしました。


先生としっかりとお話をしました。


他の子への感染予防の為の隔離方法については、私の実行しようとしている方法で大丈夫と言うことでした。


他の子に感染さないために、隔離さえしていれば、その子自体には特に特別な治療は無いらしく、ストレスのない環境で過ごさせてあげる事が1番だそうです。
感染をしていても、必ず発症するとは限らないと言う事ですが、ただ特別な治療が無いという事は、発症しないようにする方法も無いという事になります。


診断の結果、現段階では
発症していない状態という事でしたので
今、少し鼻水が出ているので、抗生物質を注射して頂きました。


血液検査も、問題となる数値は無く
今の時点では、白血病ウイルス陽性だけれども、この子自体は、特にまだなんの影響も受けていない状態であると言う診断でした。


あとは、この状態を
保つ事が、1番の目標です。




楽観的になってはいけませんが
他の猫ちゃんとの接触を避け
普通に過ごしてもらったらいいですよと言う事でした。


今後、何が引き金となって
発症してしまうか分からないので
健康管理をしっかりと行って行く事になります。


発症してしまったら、怖い病気がたくさん待っていますが、まずは発症してないうちから怖がるのはやめて、隔離だけはしっかりとしながら、のんびりと暮らしてもらう事を最優先にしたいと思います。


お名前は、『リオ君』です。
4〜6ヶ月くらいの男の子です。
体重は、1.8kgです。




めちゃめちゃ甘えん坊のいい子です。
今日から、我が家の保護っ子になりましたので、しばらくは、『リオ君』のお世話や体調管理を優先する事になると思います。




我が家には、エアコンの無い部屋もあり
そこも保護部屋として使う事となりましたので
夏までには、エアコンを設置しないといけません。
お仕事も増やして、エアコン購入費用も捻出しなければいけません。


さらに気合を入れて
仕事も頑張らないとです!!


これからも
『リオ君』と、ハピニャン上条の保護っ子達を
皆さんぜひ見守ってください。
どうか、よろしくお願いします。












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