次は実技試験です
セッションなどやったことがなかったので
ほんと手探りで
練習しました
たくさんのお客様にご協力いただいたり
仲間同士で何度も練習して
試験にのぞみました
でも結果は
「不合格」でした
ものすごくショックでした
3日間くらい
何も手につかず
心ここにあらずで
どこかを彷徨っていました
そう、こんな時は
あの黒くてゴツゴツした
堅い石の出番です
「ほ〜ら、やっぱりね、上手くいかなかったでしょ」
と、自分で自分に悲しい確認をするんです
ドS？(笑)
今となっては笑い話ですが
長い間
私はずーっとそうやって
自分自身でトドメをさしながら
生きてきてたんです
また扉に吸い込まれるように
あの石の中に入って行きました
そんなタイミングで
潜在意識アロマ創始者の
田邊ともみ先生のセッションを
受けました
ともみ先生のセッションは
今、一切予約が取れないのですが
講座受講者の特典で
3回のセッションが
ついていました
この日は試験に落ちた悔しさから
もうどうしようもなく
涙が溢れてきて
この負けず嫌いな性格は
いったい、いつから始まったのか
なぜそうなっていったのか
幼いころの記憶をたどるうち
たくさんの成功体験と
相反する悲しい記憶
辛い記憶
それと同時に
間違った思い込み
色々な出来事が溢れ出てきて
この時初めて
自分の中のインナーチャイルドは
この日を待っていたんだと
気付きました
自分のことをちゃんと見てくれる日を
待っていたんだ
ジャッジせず
丸ごと全てを
受け入れてもらえる日を
待っていたんだ
と知りました
インナーチャイルドは
私の中にずっといました
その子は可愛げがなくて
声をかけても
フンって感じで
そっぽを向くんです
そして
私が辛い思いをしている時に
スーッと出てきて
私を困らせる
喜ばざる存在、と認識していました
傷ついたかわいそうな子だけど
自分自身とはどこか別の人格のように
切り離して捉えていました
しかもけっこう迷惑な存在として
そこが違っていたんです
その子も私自身だったんです
(そりゃそうだ)
その子の存在に
私自身がきちんと
気付いてあげていなかった
存在を認めようとしていなかった
はやくいなくなってほしい
出てこないでほしい
だから
その子をずーっと
真っ暗な石の中に
閉じ込めて・・・
ひとりぼっちだったんです
その上
私が次から次へと投げ込む
ネガティヴを
全て引き受けて
石の中にずーっと
ひとりぼっちでいたんです
石の中は真っ暗闇で
何も見えませんでしたし
私は見ようともしませんでした
でもその子は
ずーっと私が探し出して
認めて受け入れてくれるのを
ひとりぼっちで待っていたんですね
気付いてあげられなくてごめんね
見て見ぬ振りをしてごめんね
寂しかったね
長い間、待たせてごめんね
無視し続けてごめんね
と声をかけ
それから毎日
アファメーションを唱えました
インナーチャイルドには
「リトルリエコちゃん」と
名前をつけました
「リトルリエコちゃん」と
名前を口にすると
意図せずに勝手に
意識が子供の頃に飛びました
不思議なのですが
泣いていたり
怒っていたり
ふてくされていたりしている場面に
意識が勝手に飛びました
そのヴィジョンを見ながら
リトルリエコちゃんに
「大好きだよ、愛してるよ、大丈夫だよ」と
アファメーションしました
声をかけながら
毎日泣きました
そうしているうち
2週間くらいたったある日
「あれ？今日はヴィジョンが出てこない」
「あれ？涙も出ないな」
ってなりました
そして
思い出した事がありました
小さい頃
親と喧嘩して泣いていた時
「大丈夫だよ」
「あなたのこと大好きだよ」っていう声が
聞こえた事が
何度かあったんです
その時は気のせいかなと
思って忘れていましたが
その声は未来の私自身からの
メッセージだったんだなと
そう思いました
エネルギーは時空を超えますから
あってもおかしくありません
そして時を同じくして
私の中のあの石が
なくなったんです
子供の頃から
成長を続けて
気付いた時には
堅くてゴツゴツしていた
あの黒い石は
今はどこを探しても
見当たりません
インナーチャイルドと私自身が
統合されたのを感じました
やっとひとつになれたのを
理解したとき
本当に嬉しくて
今度は嬉しくて泣きました
あんなに苦しんでいたのに
潜在意識アロマのアファメーションを
唱えることで
わずか2週間で
あの黒くて堅い石は
なくなって
石の中の住人
リトルリエコちゃんは
私とひとつになりました
黒くてゴツゴツした石の代わりに
私の中に新しく
生まれたものがあります
それはクリーム色の
光のベールに包まれた
穏やかで安心できる
柔らかいマシュマロのようなお部屋
その部屋には鍵はなく
ドアも開け放たれています
疲れたらいつでもそこに帰ってきて
自分自身で癒す事が出来る
そんな素敵な場所です
⑤につづく・・・
明日はいよいよ最終回
明日も読んでいただけると嬉しいです❤️
10月は満席となりました