「ライムライスも入れてください」


初めてこう注文した日、タコスやのお兄さんは驚いた表情を見せながら


「ボリューム出ますよ」と言った。


次に注文する時の旦那は「ライムライスも少しだけ入れてください」と言い換えていた。


3回目になっても店長であろうお兄さんは「ライムライスですか」とまだ目で語っている。


4回目はニヤリとしたように見え


5回目あたりからは「ライムライスも入れてください」は徐々に定番化していった。


これが旦那のライムライス物語だ。