街ではクリスマスソングが流れ
イルミネーションが輝きはじめた。
キラキラだ。
今年は何をしよう。
ワクワクしながら考えていると旦那は言った。
「23、24、25、26は仕事になった」
そんなバナナ。
空いた口がふさがらない。
クリスマスイブもクリスマスイブイブもリアルクリスマスもアフタークリスマスも夜中まで仕事だという。
この瞬間、私の中のクリスマスソングとイルミネーションは意味をなくした。
しかしイルミネーションは年末を一緒に過ごせるではないか。
やさぐれかけた私の脳みそが切り返しをし始めたその時
「31日と1日も仕事だよ」
泣く、これは今風に言う「キャパい」ではないか。
夢ではない。
リアル二刀流並みにリアルな現実だ。
顎が外れたかと思うほどわたしはあんぐりしていた。