コロナ禍での入院。


旦那が緊急搬送されスムーズに入院できた3月と今とでは桁外れの状況になってしまった。


「究極を言えばコロナの重症患者と緊急手術を要する患者のどちらを受け入れるか二者択一を迫られている状況だ」


ある医者がテレビ越しに緊張した面持ちで言っていた。


医療崩壊はすでに起きているのだと感じた。


日本においてトリアージが起こっている。


絞扼性イレウスは手術をしなければ死んでしまう。


コロナの重症患者も同じだ。


乾電池やマツエク、もやしやおかっぱ、桜餅や三白眼などが今もなお懸命に接している姿が目に浮かぶ。