絵本と児童書との間のような長さ。ほぼ現実のような、しかしこれは現実ではあり得ないよなーと、よく考えないと、ふっと普通に不思議の世界を容認してしまうような、上手い書きぶり、これが作家さんの腕なんでしょう!!2箇所にとっても魅力的な表現を見つけ、子どもに2回もその部分だけ繰り返して「いい表現だねー」て惚れ惚れ音読しました。話の内容より、「言葉」に魅了されました。作品の空気があるよう、これって世界観とも言い換えられるのかな。