こんにちは!
盤上の向日葵、読了しました!
一組600万円・・・
名品の「将棋の駒」が物語の軸となる、ヒューマンミステリーです。
2018年本屋大賞2位、翌2019年にNHK BSプレミアムでドラマ化されています。
<あらすじ>
埼玉県の山中で見つかった白骨遺体。その胸元には、一組の高価な将棋の駒が。
捜査の腕だけは良い叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野が、
全国に七組ある駒の足取りを追う。折しも将棋界では、
実業界から転身した東大卒の天才棋士・上条桂介が、世紀の一戦に挑もうとしていた・・・
<つぶやき>
「初代菊水月作・錦旗島黄楊根杢盛り上げ駒」
(しょだいきくすいげつさく・きんきしまつげねもくもりあげこま)
この長い表記が、何度も何度もでてきます・・・物語の軸として強調しているんでしょうね。
その意図を組もうと、出てくるたび、頭の中で音読するようにしました(笑
現在と過去を、いったりきたりする構成。
上条桂介、幼年期のヒューマンドラマは好きなパートでしたね。
元教師で将棋好きの唐沢先生。育児放棄と虐待をうける佳介の将棋の才能にきづき、なんとかしたいと考えます。
そんな唐沢先生に、佳介の父が入りびたる雀荘の店主がこういうんですね。
「世の中、よかれと思ってしたことが、裏目にでることがある」
数十手先を読み、妙手か悪手で潮目ががらっと変わる将棋の世界を暗喩しているのでしょうか・・・
終盤にかけ「盤上の向日葵」の意味や、出生の秘密など、
展開のピッチが上がり、クライマックスへと向かいます。
久しぶりに、将棋打ってみようかな・・・
<覚えた言葉>
鈍色 濃い灰色
萱草色 やや淡い赤味の黄赤
禁色 朝廷で一定の位より低い人は着られない色
左馬 左右反転した馬の字。商売繁盛などを記念
夭折 年若き死去
白河夜船 ぐっすり眠って何が起きたかしらないこと、しったかぶりすること