前回最近のマイフィーバーが
茜染めだと紹介しましたが、
普通に布やシャツを染める
のは多くの方がすでにされて
いるのであまり興味がありま
せんでした。
そこでとりあえずやってみたのがこれ。
わりと手に入りやすい鹿のツノです。
鹿のツノって生え変わるので古いものは
山に落ちてます。そのツノの中でも
アントラーと呼ばれる先っぽの部分
だけを購入しました。
とりあえず何本か染め上げたものと
染色前のものを比較した写真ですが、
どす黒くなっていてよく分かりませんね。
しかしこれを丹念に磨いていくと、
まるで宝石のような美しい発色が
現れます。日本では古来より
魔除けとして茜染めが用いられて
きたそうですが、この美しい色合い
を見るとそれも納得できます。
ちなみにこれはパイプを吸う時に
使うタンパーという道具です。
私はタバコは吸いませんが
パイプ愛好家ではあります。
次に染めてみたのが根竹。
竹の根っこです。
根竹は導管が沢山通っているから
簡単に染まるだろうと思って
いたのですが、これがなかなか
綺麗に染まらず苦労しました。
苦労しただけあってなんとも
趣のある味といいますか、
とても満足いく仕上がりに
なりました。
これも端に金具を取り付け
タンパーにしました。
鹿のツノに比べるととても軽く
まったく性質の違う道具と
いえます。
これは染色前のアナグマの爪と
私の歯です。歯は６年ほど前
マレーシアで抜いたものですが
形がとても綺麗だったので取って
おいたのです。この２つも染めて
みました。
アナグマの爪は写真を取り忘れ
ましたがとても綺麗に染まったん
ですよ。それに対して何とも言えず
エグイ仕上がりにになったのが歯。
すごいですねー。
これはネックレスにして身に着け
ようと思ってます。
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