めでたく10周年を迎えた東京ディズニーシー。
というわけで今日はディズニーシーのシンボルに関するお話です。
ディズニーシーのシンボルといえば何が思い浮かぶでしょうか。
プロメテウス火山？ＳＳコロンビア号？インディ・ジョーンズの遺跡？タワー・オブ・テラー？
ディズニーランドのシンボルがシンデレラ城であることからすると、やはりプロメテウス火山が有力候補でしょうか。ディズニーシーのランドマークとしてそびえる火山の存在感は絶大です。
しかし。ご存じのとおり、ディズニーシーのシンボルは上記のものではありません。
ゲートに入ってすぐに現れる「アクアスフィア」がディズニーシーのシンボルなのです。
実は、ディズニーシーのシンボルに関しては結構議論がなされたようでして、もともとは別の物がシンボルとして提案されていました。
その有力候補が「灯台」です。
なるほど、海のテーマパークのシンボルとして真っ先に思いつきそうな存在ですね。
ではなぜ灯台はシンボルになりえなかったのでしょうか。
現在ディズニーシーではケープコッドに灯台が建てられています。
みなさんはあの灯台を見てどのような感情を抱くでしょうか。
人それぞれかとは思いますが、懐かしさや哀愁を感じる方が多いのではないでしょうか。
冒険心やイマジネーションを掻き立てるようなものではないと思います。
とすると、テーマパークのシンボルとしてはふさわしくない…。
というわけで灯台案は破棄。シンボルにはアクアスフィアが選ばれたのです。
海は世界をひとつにつなぐ大きな存在。その象徴は地球そのものなのです。
あまり目を向けずに通り過ぎてしまいがちなアクアスフィア。
プロメテウス火山などに比べるとちょっと地味な存在ではありますが、そこには大きな意味が込められているのかもしれませんね。
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