美女4人は、その長い脚を活かすことなく、チョコチョコとゆっくり走っていた。
歩いていた私が走り出すのにちょうど良いスピードだった。
少し離れてついていくと、走るペースが復活してきた。
美女4人の後方をストーカーのように走った。
『すみませ~ん!後ろ走ってますけど、ストーカーではありませ~ん!!』と声をかけ、誤解されないようにした。
美女4人の後ろを走りながら、8km地点,9km地点と過ぎていくうちに、お日様にも雲がかかるようになり、暑さが和らいだ。
10km地点でリタイアする予定が、美女たちと完走を目指す!という気持ちに変わっていた。
10km手前で美女4人の前に出て『先に行きま~す!頑張ってくださいね~!!』
10km地点でかけ水を受け、給水をゆっくりとっていたら、美女たちに抜かれてしまった。
11km手前で抜き返す『頑張ってくださいね~』と声をかける。
15kmの折り返しで後方から来る美女たちとすれ違うと、2人組と2人組で差が開いていた。
17.5kmの給水でゆっくりしてて、一人抜け出したミス・ユニバースのERIKAに先を超された。このあと追いついた時に名前と年齢を聞いたのは内緒だ (^o^)
お一人様1個だったかな?
かけ水を受け、アミノバイタルドリンクと水をたっぷり飲んで、残り10kmを走り出した。10kmでのリタイア予定は完全に忘れ去っていた。
またが強くなってきた。
歩いているランナーが多い。
すれ違う4時間30分と5時間のペーサーと一緒に走っているランナーの数が少ない。
一人で走っているペーサーもいた。
21kmを過ぎてまた歩いてしまった。
「がんばりましょ!」とERIKAが声をかけて抜いていった。
22.5kmの給水をして、ストーカーランナーは復活して走り始めた。
歩きに近い状態で走っているERIKAを『頑張りましょう!』と励ましながら抜いた。
25kmの給水地点が近づいてきた。
!
!!
給水地点に水がない!!!
「すみません、水を切らしちゃって。間もなく来ますので」
待つべきか 進むべきか
『間もなくってどれくらいですか?』
「あそこを走っている車に積んでいます。」
数分待つことになったが、給水できて一安心。
ERIKAも追いついてきていて、給水所で待っていた。
残り5km
歩いているランナーが多い。
淡々と走る キロ8分ですけどね。
31:45 53:12 38:48 42:43 44:39 43:58 4時間14分47秒
制限時間が4時間とは知らなかった。
最後まで走らせていただき、スタッフの皆さんには感謝しています。
25km以降、ERIKAに会えなかったのが、心残りです。
日焼けの痛みが酷い。