今日の市況

24日の日経平均は前日比1,811.45円安64,611.15円と大幅反落。

4営業日ぶりに64,000円台まで下落して取引を終えました。


きっかけとなったのは、前日の米国市場。

原油価格の急騰に加え、アルファベットやテキサス・インスツルメンツなどのハイテク株が売られた流れを受け、東京市場でも半導体・AI関連株に売りが広がりました。


さらに、トランプ米大統領がイランとフーシ派に対して「大規模な軍事的報復」を警告したことで、中東情勢への警戒感が一段と強まり、リスク回避ムードが加速。

日経平均は後場に64,201.03円まで下げ幅を広げ、一時は2,200円を超える下落となる場面もありました。


追い打ちをかけたのが韓国市場です。

韓国総合株価指数(KOSPI)が一時6%を超える急落となり、アジア市場全体に不安が波及。

週末を前にポジションを軽くする動きも重なり、売り圧力が強まりました。


東証プライムでは値下がり銘柄が850を超え、全体の半数以上を占める展開。

一方で、医薬品や保険、鉱業などディフェンシブ銘柄には資金が流入し、相場全体が「リスク回避」を意識した一日となりました。


指数への影響が大きいアドバンテスト、ソフトバンクG、東京エレクトロン、キオクシアHDの下落だけで、日経平均を約1,250円押し下げたことからも、半導体関連株への売りがいかに強かったかが分かります。


ただ、来週は相場の流れを変える可能性のあるイベントが目白押しです。


27日には中国メモリー大手CXMTが上海市場へ上場。

さらに29日はSKハイニックス、マイクロソフト、メタ、30日にはサムスン電子の詳細決算に加え、アップルやアマゾンの決算発表が控えています。


AI関連株をけん引する世界的企業の決算内容次第では、市場のムードが大きく変わる可能性もあります。


今回の下落は、中東情勢の緊迫化や米テック株安を背景としたリスク回避が主な要因ですが、来週はいよいよAI相場の方向性を左右する重要な1週間となりそうです。


引き続き、世界の大型ハイテク企業の決算と市場の反応に注目していきたいと思います。



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