今日の市況
11日の日経平均は、前日比38.00円高の64,217.27円で取引を終えました。
終値だけを見ると小幅な上昇ですが、実際の相場はかなり激しい値動きでした。
朝方は前日の米国株安に加え、中東情勢の緊迫化が嫌気され、売りが先行。
日経平均は一時63,000円を割り込み、下げ幅は1,800円超に達する場面もありました。
ところが、その後は急速に買い戻しが入り、一気に下げ幅を縮小。
前場にはプラス圏へ浮上する場面も見られました。
後場も方向感に欠ける展開が続きましたが、半導体・AI関連株の一角が買い直されたことで相場を支え、最終的には小幅ながらプラスで取引を終了しました。
特に堅調だったのは東京エレクトロン、キオクシアHD、イビデン、太陽誘電などの半導体関連株。
一方で、ソフトバンクGやファーストリテイリング、TDK、リクルートHDなどは軟調な動きとなりました。
また、中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇していることから、INPEXなど資源関連銘柄にも買いが入りました。
ただ、市場全体を見ると値下がり銘柄が全体の6割を超えており、決して強い相場だったわけではありません。
米国では5月の消費者物価指数(CPI)が市場の警戒ほど悪化しなかったことで一安心となりましたが、今後は卸売物価指数(PPI)の発表を控えています。
原油高によるインフレ再燃への警戒感も根強く、さらに中東情勢も依然として不透明です。
大きく売られても買い戻される底堅さは感じられるものの、投資家が積極的にリスクを取れる環境ではなさそうです。
今週末を前に、しばらくは様子見ムードの強い相場が続くかもしれません。
今日のトレード
ノートレードです。
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