27日の日経平均は125.87円高の42,520.27円で取引終了。小幅ながら反発となりました。
米国株が上昇した流れを引き継いで寄り付きは堅調でしたが、その後は「上を買いに行く理由に乏しい」という雰囲気。
結局、前場後半からじりじりと戻してプラス圏を維持したものの、積極的な買いが広がる展開にはなりませんでした。
要因として一番大きいのは、やはりエヌビディアの決算待ちです。
世界の株式市場を動かす「主役」のひとつになっている同社の決算が、米国株式市場の取引終了後(日本時間28日午前5時以降に発表)に控えているため、投資家の心理としては「今は動けない」というのが本音でしょう。
◆上がった銘柄と下がった銘柄
今日の日経平均を押し上げたのはアドバンテストやソフトバンクG、東エレク、ディスコといった半導体関連。
「エヌビディア決算で悪材料が出ても、すでにかなり織り込んでいるのでは?」という安心感から、買い戻しの動きが出たように見えます。
一方でファーストリテイリングやリクルートなど、日経平均への影響が大きい銘柄が軟調。
全体としては上昇業種と下落業種が拮抗し、市場の迷いがそのまま数字に出ていました。
◆エヌビディア決算の注目ポイント
今回の決算で注目されるのは大きく3点。
1.中国向けの売上減少を、米国や中東向けでどこまで補えるか
2.新型GPU「ブラックウェル」の量産加速
3.中国向けに性能を落とした「H20」チップの輸出状況
これらが市場期待を上回る内容であれば、買い戻しがさらに強まる可能性があります。
逆に失望が出れば、先物主導で一気に売られるリスクも😱
◆その先に控える「次の山場」
忘れてはいけないのが、今週末に発表される米PCEコア価格指数です。
FRBがインフレ指標として最も重視する数字であり、利下げ時期を占う上で重要なイベント。
エヌビディア決算で一喜一憂した後、市場はすぐにこちらに視線を移すでしょう。
今の日本株市場は、まさに「静かな緊張感」に包まれている状態。
派手な上昇や急落はないものの、エヌビディアと米経済指標というビッグイベントが控えているため、投資家は動きたくても動けない。
そんな「助走期間」に入っているように思えます。
個人投資家としては、無理にポジションを大きく動かすよりも、イベントをしっかり見極めてから次の一手を考えるタイミングかもしれませんね。
なお、投資に関するご決定は、自らのご判断と責任により行って頂きますようお願い致します。また、特定銘柄の情報提供を主としており、売買の推奨などを目的としたものではありません。
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