今日は終戦記念日です。厳密にいうと、その日以降も戦争が行われていたと聞きます。
私は20代にV.E.フランクルの「夜と霧」を読み、さらに、「地球の歩き方」で西ドイツのミュンヘン郊外に「ダッハウ収容所」という、ナチスが最初に建設した収容所があるという記事を読みました。そのあたりから、ナチスの時代に関心を持つようになり、アウシュビッツを2度、ドイツのダッハウ・ザクセンハウゼン・ブーヘンバルト収容所や、オランダのアンネフランクを訪れたり、ベルリンにある、プレッツェンゼーを2度訪れました。
そこでの犠牲者たちのことを知って、「Cato Bontjes Van Beek」という人に行きつきました。その方は、フランス軍の戦争捕虜に援助をしたり、非合法のリーフレットを配ったりしていて、さらに「red orchestra」と呼ばれる対ソ諜報組織に2か月間属したため、ゲシュタポに逮捕され、22歳の若さで処刑されました。その妹、Mietjeさんは、対ソ諜報組織には加わらなかったものの、非合法の活動をしていて、ゲシュタポに追われましたが、その頃、病気療養のために故郷のFischerhudeにいたため、逮捕から逃れ、2012年に90歳で亡くなるまで画家として暮らしました。弟のTimさんも2011年まで生き(90歳くらい)、母親のOlgaさんも1995年に亡くなるまで100歳近くまで生きました。CatoさんとMietjeさん、少しの違いが、人生としては70年も違いになったとは、運命の不条理を思います。人のために尽くした人が処刑される、そんな世の中、理解に苦しみます。
歴史を学ぶと、悲しい気持ちになることもありますが、逆に、頑張ろう、という気持ちになることもあります。