水の底

ないだこころ

やすらいで

とわのねむりににた

静寂に

たゆたう生き物


つめたく ここちよい

幽かな 揺らめきは

きっと

そのからだが

くちて とけて

あわになってしまうまで

つつみこんでくれる


はずだった。

よろこびさえ しらなければ。