ねばりけのある

くうきをみにまとい

あしをひきずって往く

さきのしれぬところへと

かげをみちづれに

 

ぽっかりと

胸にあいた

うちより

ひびく

こだま

むなしさだけを

 なんども

なんども

  かきいだいては

 

ただ

飽きもせず