めでみることになれすぎて

さびついたこころ

うちなるめは

くらやみのなかで

みずからはなつひかりをとおして

ものをみる

ことなどおもいだし

 

ぎぎ

 

ひらいてみようとしたけれど

にぶいおとをたてて

びくともしない

こころ

 

とじたつぎめがわからないくらいつまったほこりを

さっとはらったら

きよらかなみずをくんできてばしゃばしゃあらって

すこしひらいたらくうきをいれかえて

それから

さめきったろにひをいれなきゃね

きっとあしたには