無よりももっと色のついたものをもってきてかたちとする、その生き方に恥や罪悪感をおぼえながらも他のやり方を真似する以外に結局はおもいつかず、何をするか、ではなく、どうするかに、私もまた迷っている。あの人のように力強く、たしかな足取りで 疲れた身体をふるい立たせて、歩みつづけることができなくて、今日もまた終わる。そこからここへ。何処にいるの?ことばのたよりもなつかしく、ただうつろにこだまする。何処に、闇のなかへと。