Eisnattern

 

 

クリスマス間近の寒い夜。ライレーはクリスマスが大嫌いである。母親が家を出て行き、残った父は毎年、不器用なりにクリスマスツリーを飾ってくれたり、またはホテルでクリスマスを祝ったり努力はしてくれたが、やはり何かぎこちないものがあり嫌いだった。

 

クリスマス休暇に入り、ライレー は仕事もなく、ハンブルクの港の周りをジョギングしていた。すると男が倒れているのを発見、まだ生きていたので警察に連絡。ホームレスの男性のようだった。

 

ファーラーは時間給で警察でのアルバイトをしていた。それで、休暇の ライレー と街を一緒にパトロールすることにした。

 

2人でパトロールしていると、またホームレスらしき男が倒れていた。かなり乱暴をされた後がある。また同僚の警察官に連絡。

 

秋頃からこのような案件が続いている。

 

12月24日に突然、もう何年も前に家を出た ライレー の母親が玄関の前に立っていた。クリスマスを1人で過ごすのは寂しいから来たと言うが、ライレー には耐えられない。

その夜はクラッチェが新しくリフォームしたバー Blaue Nacht でのクリスマスパーティーに出席、そのまま家には帰らず、隣のクラッチェの家で泊まる。母が帰るまでそこに泊り、母とは一度も会うことはなかった。

 

その頃、高級住宅地に住む2人の少年、少女の行方不明事件が起きていた。休暇ではあるものの、ライレー は刑事たちと事情聴取に同行する。

その帰りに公園で5人の若者たちが話しているのを聞く。その会話の中に Bunker ( 防空壕 )と言う単語が聞こえたので、調べると行方不明の少年の父親の会社所有の Bunker を見つける。

 

そこへ駆けつけるとそこは洒落たオフィスビルで戦前のブンカーはその中にあった。そしてオフィスで2人の男の死体を発見。ブンカーには血の跡があり、拷問室のようで、ホームレスの男たちはサンドバックのように吊るされ、暴行されたようだった。

 

ライレー がクラッチェの店 Blaue Nacht でくつろいでいると、カラブレッタが入って来て、彼のV-Mann (情報提供人)が行方不明だと言う。彼はアルバニア人を見張っていたと言う。その頃、アルバニア人マフィアがキーツを仕切っていた。

その後、そのV-Mann は死体で見つかった。

 

ライレー の部屋に Incemann がいる時、クラッチェがノックして入ってきた。

クラッチェは ライレー にとって隣人であって大切な気の許せる友人ではあるが、それ以上ではない。また Incemann はかなり真剣にレイレーとの結婚を考えているが、ライレー にとって結婚はあり得ない。

 

貧しく社会的弱者である年老いたホームレスの人々。

それに反して裕福な家庭で育った若者の非行。

利権に群がる名のある人々。

夜の街で成功し、その街の有力者にのし上がった元マフィア。

 

Rileyはそれにとても義憤を抱いている。