Revolver Herz

 

 

 

 

このライレイシリーズの舞台はドイツの港町ハンブルクであり、ハンブルクでは有名な歓楽街レーパーバーン (Kiez) のあるザンクトパウリ地区である。

ライレイのアパートはこのザンクトパウリにあり、バルコニーからはレーパーバーンへの人々の出入りが見える。なぜだか知らないが、この本ではKiezと書いてある。

世界で最も罪深い1マイルなどとも称され、またビートルズが有名になる前の活動の中心地であった。

 

港で少女の死体が発見された。その被害者は頭の皮が剥がされ、カツラを被らされていた。猟奇殺人だ。フィリピン女性のよう。

Kiezで働くストリップダンサーではないかと言うことで、定年間近の刑事ファーラーは夜の街で働く少女たちの聞き込みを始める。

 

その頃、主人公ライレーは酔っ払って家に帰ると、ドアの前に新しい隣人クラッチェが鍵を無くして座っていた。ライレーは彼を彼女の部屋に招き入れる。これから判事ライレーと元犯罪者クラッチェの関係が始まる。

 

夜の街に詳しく顔の効くクラッチェに Kiez でヒモをしている男たちに尋ねてほしいと頼み、ボッソと言う男と会う約束ができた。しかし約束の場所に行ったがボッソは現れなかった、彼はすでに殺されていた。

 

ライレーは友人カーラのカフェで舞台演出家の Claudius Zandvoort と知り合いデートをする。

 

そしてまた第2の被害者が、19歳くらいの若い女性で同じように頭の皮を剥がされカツラを被されていた。被害者はハンブルクに住むドイツ人。第一被害者と同じダンスホールで働いていた。

 

早朝、港を走っていたライレーは彼女自身偶然に、またカツラを被ぶらされた遺体を発見。第三の被害者は27歳で同じくダンサー。

 

捜査会議ではおとり捜査も示唆された。

 

カフェで知り合ったZandvoortに夕食に招待されたライレーは彼の家に行く。

家の前で事件現場で見かけられていたオフロード車を見つける。

 

その頃、ファーラーの部下もZandvoort の亡くなった元妻の連れ子、彼の義理の息子をチェックし見張っていた。

 

本来、ミステリーのブログを書く時は結末や犯人の名前を出すのは御法度である。

しかし Simone Buchholz の Riley シリーズに関してはそれは難しい。

 

物語のかなり早い段階で犯人、もしくは犯人の関係者が出てくる、それも Riley の個人的な関係で出てくる場合が多いのだ。

 

また Riley の隣人、クラッチェは幼い頃から鍵を開けるのが大好きで、それが高じて金庫破りになり犯罪者となり刑期を終えている。Riley と親しくなり、夜の街をよく知っているクラッチェは捜査に協力する。今回も犯人逮捕のため、違法に鍵を開けて警察を手伝っている。