1930年新年 Lulinn

フェリーチアは東プロイセンLulinnにきていた。
家族みんな揃っている。

祖母、叔父、叔母、従妹とその婚約者。
母、兄ヨハネス、その妻リンダ。
ニコラと夫セルゲイ。
子供たち。

叔父InsterbrgのSA(ナチス党)の青いシャツを着て、ヨハネスやセルゲイに一緒に活動しようと勧めていた。
しかし誰も相手にしなかった。
セルゲイはこんな退屈な田舎でどう過ごそうかとベルリンを懐かしんでいた。

祖母と母、フェリーチアは叔父ヴィクトーが書きとめたノートを手にしていた。

クリスチャン、デグネリー 1916年3月20日 ヴェルダンで戦死。

ルドルフ、デグネリー 1916年8月12日 ガリツィアで戦死。

レオポルド、ドンベルク 1916年 フランス死去。
ここで叔父は怒りのため書き損じている。
彼はレオと彼の脱走の事を家族の汚点と考えている。

エリザベス、フォン、ベルグストローム 1917年4月23日 ボルシェヴィキからの逃亡中エストニアで死去。

ベンジャミン、ラヴェルニュ 1927年4月23日 自殺

クリスチャンはまだ子供だったのに、、、
大人たちは責任を持って、子供たちの安全と命を賭してはいけない。

そして祖母の音頭で新年の乾杯をする。

未来に!

次の世代のために!